[8.23 全中決勝 神村学園1-0青森山田 ゴースタ]
神村学園中(鹿児島)の連覇を決める決勝点が生まれたのは後半15分、右サイドを抜け出したMF児玉称のグラウンダークロスにファーに詰めたFW橋野崇汰が押し込んで奪った。
決勝戦を迎えるまで、4試合連続ゴールを決めていたFW前野銀河と橋野が6得点で得点ランキングトップで並んでいた。そして日本一を決めるゴールで橋野が一歩前に出て、得点王を獲得することになった。
これで3度目の優勝を飾った神村学園だが、初優勝の21年度大会はFW名和田我空(神村学園高)が10得点。昨年度大会もFW西村朋倭(神村学園高)が8得点を決めて、いずれも優勝に大きく貢献していた。
後半に押し気味の時間帯を作れていたことで、橋野は「決まる気がしていた」という。得点王については「チームのおかげで点がたくさん取れたと思います」と謙虚に話すも、「この経験を次に繋げたいです」と高校年代での飛躍をイメージしていた。
(取材・文 児玉幸洋)
Source: 大学高校サッカー
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