第48回総理大臣杯全日本大学サッカートーナメントは9日に準決勝を開催し、決勝のカードが阪南大対新潟医療福祉大に決定した。阪南大は優勝した2012年度大会以来、新潟医療福祉大は初の決勝進出。夏の大学王者をかけた一戦は15日に行われる。
準決勝では阪南大と東京国際大が対戦。スコアレスで迎えた後半26分、スローインを受けた阪南大MF三好麟大(4年=流通経済大柏高)がドリブルでペナルティエリア内に侵入すると右足を一閃。これがゴール左に決まって決勝点となり、1-0で阪南大が決勝進出を果たした。
もう一つの準決勝・新潟医療福祉大対筑波大も0-0で試合が進み、PK戦で決着をつけることに。先攻の筑波大は決められると敗退が決まる状況でGK佐藤瑠星(3年=大津高)が相手5人目のキックを止め、サドンデスに持ち込む。それでも新潟医療福祉大はGK桃井玲(4年=桐光学園高)が7人目のキックを止めると、MF武原幸之介(3年=帝京長岡高)がキックを成功して勝負あり。PK5-4で激闘を制した。
この結果、決勝は2大会連続で関東勢の不在が決定。関東勢は22年度大会まで12大会連続(中止の20年度大会を除く)で決勝に進んでいたが、地方勢の活躍が続いている。
【準決勝】
(9月12日)
[いわぎんスタジアムA]
阪南大 1-0 東京国際大
[阪]三好麟大(71分)
[いわぎんスタジアムB]
新潟医療福祉大 0-0 (PK5-4) 筑波大
【決勝】
(9月15日)
[いわぎんスタジアムA]
阪南大 13:00 新潟医療福祉大
●第48回総理大臣杯全日本大学トーナメント特集
Source: 大学高校サッカー
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