レアル戦右SB、ドルトムント戦左SBでプレーした本職CBのチェイス・アンリ「どこでもできるのはでかいので嬉しい」

ユーティリティ性を見せるDFチェイス・アンリ
 シュツットガルトのDFチェイス・アンリが22日、ブンデスリーガ第4節のドルトムント戦(○5-1)で後半25分から出場して4-4-2の左サイドバックを務めた。本職はセンターバックだが、SBでの起用が続いていることに前向きな姿勢を示している。

 アンリはミッドウィークに開催されたUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のレアル・マドリー戦(●1-3)でも途中出場し、ドルトムント戦はリーグで開幕節以来のベンチスタートとなった。R・マドリー戦では右SBを務めると、今節は左SBでプレー。3-0でリードする中で出場し、後半30分にカウンターから失点したものの最終的に5-1の快勝に貢献した。

 今季からトップチームを主戦場とする中でユーティリティ性を見せているが、練習で入っているのはCBだけだという。アンリは2節連続のSB、さらには異なるサイドでの出場となったことに「どうですかね。(DFヤン・コウトやFWドニエル・マーレンと対峙する)あっちのサイドの方に速い選手がいるので、その対応を含めてじゃないですか?」と“らしい”言葉で起用理由を推察。セバスティアン・ヘーネス監督からも特に話はなかったことを試合後に明かした。

 右利きで左SBを務める難しさはやはりあるようだが、アンリは出場機会があることへの喜びを伝えながら「どこでもできるのはでかいので嬉しい」と前向きだ。自身の成長に繋がっていることを示して「いろいろ学んでやるしかない」と意欲を見せた。

 今季はここまでブンデスリーガで全試合に出場しており、欧州CLではFWビニシウス・ジュニオールなどワールドクラスの選手とも対戦。R・マドリーとの対戦は感慨深かったようだ。

「スタジアム(サンチャゴ・ベルナベウ)に行きたかった。高校のとき結構見ていたので、そういう選手とできて嬉しかった」

 20歳の若武者は大舞台での経験を重ねる中で「プレッシャーはもう最近ないですね。みんな上手いしやってくれるでしょって感じ」と高い適応力も示し、シュツットガルトで戦う日々の充実感を滲ませた。


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Source: 海外サッカー

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