[9.29 J2第33節 群馬 2-3 熊本 正田スタ]
J2第33節が29日に行われ、すでにJ3自動降格圏内の18位以下が確定している20位ザスパ群馬はホームで14位ロアッソ熊本に2-3で敗れた。
群馬は前節終了時点で残留圏内17位の大分トリニータと勝ち点16差。大分が28日の試合で勝利を収めたことで、群馬は残り6試合で19差となり、大分の勝ち点を上回ることが不可能となった。
サポーターに1つでも多くの勝利を届けたい群馬は前半29分に先制。左サイドの高い位置からMF川本梨誉が低弾道のクロスを入れ、ニアのFW平松宗が右足で押し込んだ。
しかし、前半33分に熊本が同点ゴールを奪う。ペナルティエリア右のMF大本祐槻がフェイントから左足を振ると、MF古長谷千博をかすめたシュートが左のサイドネットに吸い込まれた。
前半43分には右CKからキッカーのMF豊田歩が左足でマイナス方向に低いクロスを送り、FW石川大地がスルー。ペナルティエリア手前中央の古長谷が右足で合わせ、一度は相手にブロックされるも、自らこぼれ球を拾って右足で決めた。
熊本の1点リードで折り返すと、群馬は後半17分に追い付く。MF山中惇希が左サイド深くからクロスを上げ、ファーのMF川上エドオジョン智慧がヘディングシュート。GK田代琉我に弾かれるが、そのボールをMF樺山諒乃介が右足で蹴り込んだ。
しかし、後半アディショナルタイム2分に熊本が意外な形で勝ち越す。左サイドでスローインを受けたDF岩下航が右足でクロスを供給すると、ボールはワンバウンドしてゴール右へ。熊本は3-2と劇的な勝利を飾り、連勝を4に伸ばした。
一方の群馬は3連敗。これで4試合勝ちなし(1分3敗)となった。
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Source: 国内リーグ
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