関西福祉大からアルビレックス新潟への入団が決まったMF奥村仁が28日、記者会見を行った。創部9年目の同校サッカー部からは昨年、愛媛FCに入団したMF谷本駿介に続く2人目のJリーガー誕生となる。
2年連続のJリーガー誕生に学校のサポートへの感謝を語った中田洋平監督は、「自分のプレーがどこまで通用するのかをチャレンジしてほしい。証明できる力を持っていると思うので、卒業後の彼のプレーに大きく期待したい」と愛弟子への期待を語った。
中学校入学と同時にC大阪のアカデミーに入団した“エリート”だが、具体的にプロ入りを意識したのは大学2年生の時だという。同年夏には総理大臣杯で大学として初の全国大会に出場。「周りの評価も聞こえるようになって、プロになれるんじゃないかなと思い始めた」。今年のデンソーカップチャレンジでは関西選抜の一員として優勝を飾るなど、着々と階段を上っていた。
新潟も奥村の能力にほれ込んでいる様子。会見に同席した強化部スカウト担当の本間勲氏が「狭いエリアでもボールを動かすことが出来るし、ボールを受けてからのドリブルを仕掛けることが出来る。一番評価した点は、相手の嫌なところ、背後への飛び出しを狙っているところ」と期待を寄せたように、今夏シントトロイデンに移籍したMF伊藤涼太郎のようなプレースタイルをイメージしているのかもしれない。
奥村も「自分は前線の選手なので、ゴールだったりアシストで勝利に貢献できるようなプレーが求められていると思うので、そういったプレーをしていきたい」と気合十分に話すと、「関西出身なので、元気で愛される存在になりたい」と抱負を語った。
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Source: 国内リーグ
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