情勢不安でイラン開催のACL2に渡航せず…AFCがモフン・バガンを大会から除外扱い、クラブは上訴へ

ACL2の開催をめぐる問題
 アジアサッカー連盟(AFC)は7日、モフン・バガン(インド)がAFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)から撤退したものとみなすことを発表した。イラン開催のグループリーグ第2節に臨まなかったことを理由としている。

 モフン・バガンは今月2日に敵地でトラクター(イラン)と対戦する予定だったが、『テヘラン・タイムズ』などによれば選手たちが情勢不安を理由に渡航を拒否。日程変更か中立地での開催を求めていたという。イランはイスラエルへのミサイル攻撃を行っており、今月1日のACL2セパハン対イスティクロルでは試合中の上空にミサイルのようなものが確認されたとも報じられている。結局ムハン・バカンがイランに向かわなかったため試合は中止となっていた。

 AFCはこの事案に対して「試合会場へ向かうことを怠る場合、出場クラブは大会から撤退したものとみなす」とある大会レギュレーションに違反したことを示し、モハン・バガンをACL2から撤退したものとみなすことを発表。第1節のモハン・バガン対ラフシャン(0-0)は無効となり、3チームでGLを続行するという。また関連委員会に付託して追加処分を決定する可能性も示した。

 インド版『タイムズ』のマーカス・メルギュリャオ記者によると、モハン・バガンはAFC上訴委員会に異議を申し立てる見込み。安全上の懸念による不可抗力の事案としてACL2での戦いを続けられるように目指すとみられる。


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Source: 国内リーグ

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