レアル・マドリーが28日のバロンドール授賞式を“ボイコット”し、大きな波紋を呼んでいる。
今年はレアルの3冠達成の原動力となったブラジル代表FWビニシウス・ジュニオールの受賞が有力視されていたが、結果は惜しくも2位。マンチェスター・シティのプレミアリーグ4連覇やスペイン代表のEURO2024優勝に貢献したMFロドリが初受賞を果たした。
スペイン『アス』は「マドリーはショックを受けている。そして怒っている」とし、授賞式を欠席した経緯を紹介している。
それによると、今回は例年とは違ってリーク情報がなく、クラブは何も知らされていなかったという。
当日に選手やスタッフ、首脳陣、家族など約50人を乗せて出発するチャーター便を準備していたが、ビニシウス落選のニュースが入り、急遽パリへの渡航を取りやめたとみられる。
それを主導したのがビニシウス自身で、チームメイトの賛同を得て授賞式に出席しないことが決まったようだ。
同紙はクラブ内部からの言葉として「賞の基準がビニシウスを勝者と認めないのであれば、同じ基準で(ダニエル・)カルバハルを受賞者とすべきだ。そうでない以上、バロンドールとUEFAがレアル・マドリーをリスペクトしていないのは明らかだ。そしてレアル・マドリーは、リスペクトされないところには行かない」と伝えている。
レアルは今回の授賞式で世界年間最優秀クラブ賞に輝き、個人としてカルロ・アンチェロッティ監督がヨハン・クライフ・トロフィー(世界年間最優秀監督)、フランス代表FWキリアン・ムバッペがゲルト・ミュラー・トロフィー(世界年間最多得点選手)に選出されていた。
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Source: 海外サッカー
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