インドネシア記者からリバプールでの出番激減を指摘された遠藤航「ギャップが生まれることはない」

会見で笑顔を浮かべるMF遠藤航(リバプール)
 自身に対して高い関心を示すインドネシア記者たちからの質問に、貫禄混じりの丁寧な回答をした。

 日本代表MF遠藤航が14日、森保一監督とともに北中米W杯アジア最終予選インドネシア戦前日の公式会見に登壇。日本、インドネシアはもとより東南アジア各国から集った100人を優に超える報道陣で熱気溢れるムードの中、普段と変わらないフラットなトーンで受け答えをした。

 会見の中盤にはインドネシアの記者から、リバプールのアルネ・スロット監督と森保監督との違いに関しての質問が出た。

「守備に関しては二人の違いはさほどない。スロット監督も森保監督もハードワークを求める」。遠藤はまず、守備面について回答。続いて「攻撃に関してはスロット監督のほうがよりポジショナルというか、細かいポジションを配置をする。森保さんはフレキシブルというか、選手に選択肢を与える。昨シーズン(リバプールで)やっていたクロップ監督のようなスタイルという印象」と見解を語った。

 インドネシアメディアからは今季になって出場試合数が激減したことについても質問が出たが、これについても堂々と回答した。

「試合に出ていない状況でいつも言われるのは、試合勘はどうなんだ、パフォーマンスはどうなんだというところ。個人的には今までやってきて試合勘に関して言えばそこまで大きなギャップが生まれることはないと思っているし、試合に出ていない中でもしっかりと練習をして(コンディションを)キープしている。代表ではキャプテンとして高いパフォーマンスを見せないといけないので、自信を持ってプレーするだけ」

 リバプール1年目だった昨季はユルゲン・クロップ元監督のもと、公式戦43試合に出場。スロット監督が就任した今季はここまで公式戦8試合でプレータイムも1試合平均20分ほどだが、心配無用というムードで一蹴した。

(取材・文 矢内由美子)


●北中米W杯アジア最終予選特集
Source: サッカー日本代表

コメント

タイトルとURLをコピーしました