[11.16 J1第29節延期分 磐田 3-4 横浜FM ヤマハ]
J1第29節延期分が16日に開催され、J2自動降格圏内18位のジュビロ磐田はホームで横浜F・マリノスに3-4で敗れた。これで3連敗。残留圏内17位とは残り2試合で5ポイント差のままとなっている。
暫定12位の横浜FMを本拠地に迎えた磐田は、前半5分に先制した。カウンターから中央のFWジャーメイン良が左前方へスルーパスを送り、抜け出したFW渡邉りょうがペナルティエリア右へつなぐ。走り込んだMFジョルディ・クルークスが右足で蹴り込み、今夏の加入後初ゴールが生まれた。
横浜FMは猛攻を仕掛けながらあと一歩で決まらない展開が続いたものの、前半アディショナルタイム4分に追い付く。敵陣ペナルティエリア付近での即時奪回からボールを回し、中央に絞っていたDF永戸勝也がボックス内へ鋭い縦パス。受けたFWアンデルソン・ロペスがGK川島永嗣との1対1から左足で流し込み、2戦連発となる今季21得点目をマークした。
後半2分にもパスワークからペナルティエリア左の永戸につながり、永戸はグラウンダーのクロスを供給。ファーへ向かったボールをMF西村拓真が左足で押し込み、2試合連続となる今季3ゴール目で2-1とした。
逆転した横浜FMは後半19分に追加点を奪取。右のショートコーナーからMFヤン・マテウスのクロスをA・ロペスが受けると、右足でゴール右に決め、得点ランキング単独首位に立つ今季22ゴール目を挙げた。
後半26分にはFW植中朝日のスルーパスからA・ロペスが右足でネットを揺らし、ハットトリックを達成。今季得点数を23に伸ばし、4-1とさらにリードを広げた。
逆転残留のために勝ち点3が欲しい磐田。後半38分、左サイドのDF松原后からのクロスをジャーメインが受け、左足でシュートを放つと、左ポストを叩いてゴールに吸い込まれる。
続けて後半アディショナルタイム3分、MF藤川虎太朗が左サイドからクロスを上げ、ジャーメインが2人と競りながら豪快なヘディングシュート。右のサイドネットに決まり、今季19点目で3-4としたが、反撃はここまでとなった。
逃げ切った横浜FMは2連勝で4戦負けなし(2勝2分)。未消化試合を終えて9位に浮上している。
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Source: 国内リーグ
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