福岡大サッカー部は19日、12月に開催される第73回全日本大学サッカー選手権(インカレ)への欠場が決まったと発表した。参加申込書類の一部を大会要項に定める期限内に届けることができなかったためだという。
福岡大は九州大学サッカーリーグ1部で3年連続21回目の優勝を決定。今季より大きくレギュレーションが変わるインカレにおいて、九州地区第1代表として九州地区開催の決勝ラウンドへのストレートインを決めていた。
同大サッカー部は公式サイトに木幡伸二部長、乾真寛監督の連名でお詫び文を掲載。「手続き上のミスから目前でチャンスを奪われてしまった部員の無念、特に4年生の選手・ご父母の心情を思うと、私ども指導監督にあたる者としてその責任を果たせず痛恨の極みです。我々の監督責任については弁明の余地はなく、ただただ関係者の皆様に心よりお詫びを申し上げる次第です」と謝罪した。
なお福岡大の不参加により、九州代表は順位が繰り上がり、九州産業大が第1代表、鹿屋体育大が第2代表、そして日本文理大が第3代表としてインカレに出場する。
手続きの不備という点では、23年9月に行われた第47回総理大臣杯で北海道教育大岩見沢校が、エントリー期限までに必要な書類を提出できなかったとして不参加の決定がされた。しかし日本サッカー協会(JFA)への不服申立が受理されたことで、一転して参加が認められたことがあった。
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Source: 大学高校サッカー
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