圧巻の1試合パス成功数110本超…田中碧を絶賛するリーズ指揮官「主審の時計を直すほど優れた技術がある」

リーズで好パフォーマンスを続けるMF田中碧
 リーズダニエル・ファルケ監督は試合中の出来事に触れながら、活躍を続けるMF田中碧を「主審の時計を直すほど優れた技術がある」と称えた。『リーズ・ライブ』が伝えている。

 今季からリーズに加入した田中は先月、ファン投票によるクラブ月間MVPに選ばれた。さっそくファンからの信頼を勝ち取ると、3-0で勝利した27日のルートン・タウン戦ではファン投票のマン・オブ・ザ・マッチに輝いた。ジョニー・クーパー記者が公開した『オプタ』のデータによれば、田中がこの試合で成功したパス本数は114本で成功率は95%。今季のチャンピオンシップ(英2部)でMFが成功したパス数として最も多いほか、2013-14シーズン以降のリーズ所属MFによるリーグ戦1試合の最多パス数でもあるという。

 そのルートン戦では試合中、サム・アリソン主審が腕時計を手首につけるのに苦戦し、田中が手伝う場面があった。珍しい光景にファルケ監督は「タイガー田中はなんでもできる」とコメント。指揮官は先月、田中がジェームズ・ボンドシリーズのキャラクターにあやかって「タイガー田中」のニックネームで呼ばれていることを明かしており、その呼び名で田中の働きぶりを称賛した。

 ファルケ監督は続けて「ボールを持っているかに関係なくクオリティが優れている」と伝えながら「キャラクターは落ち着いていてゆったりした感じだね」とチームメイトにも愛されていることを示した。


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Source: 海外サッカー

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