上林豪「必ず成長して戻ってきます」C大阪森島社長への4年前の誓い…「来年からスタメンを狙って」

C大阪に入団するGK上林豪
 4年前の誓いを果たした。4日に明治大で行われたJリーグ内定者会見。お祝いメッセージを寄せたセレッソ大阪の森島寛晃社長は、想いが記された背番号50のユニフォームを誇らしげに掲げた。「小学校から8年間、お世話になりました。4年後『必ず』成長して戻ってきます。本当にありがとうございました」。GK上林豪(4年=C大阪U-18)が桜色のユニフォームでプロキャリアをスタートさせる。

森島社長が思い出のユニフォームを掲げた

 ユニフォームは上林が当時C大阪U-23でJ3に参戦した時に着用したものだった。上林は20シーズンのJ3で7試合に出場した実績を持つ。その最後の試合で、森島社長から声を掛けられ、ユニフォームにメッセージを添えて渡すことになったという。「声を掛けられたのは自分だけ。自分でもびっくりしたんですけど、どうせお渡しするんだったら、意気込みも込めてお渡ししようと思った」。クラブもこの思いに応えるべく、4年間の成長を追いかけ続けた。

 ただ入学前の2月のキャンプにこそ参加したが、大学在学中に上林がC大阪の練習に参加することはなかった。しかし「セレッソの雰囲気は変わっていないと思う」と不安については一蹴する。内定が出てからはユースの先輩であるMF喜田陽や後輩のMF北野颯太らと連絡を取り合って、逐一情報も得ている様子。そして「セレッソのゴールキーパーと言えば、キム・ジンヒョン選手だと思うけど、その牙城を崩せるだけの4年間を過ごしてきたという自負がある。来年からスタメンを狙って出てやろうと思います」と力強く話していた。

(取材・文 児玉幸洋)


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Source: 国内リーグ

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