吉田沙保里さんの世界最強タックルで吹っ飛んだ中村憲剛「気づいたら倒れていた」

元女子レスリング日本代表の吉田沙保里さん
 世界最強のタックルを浴びた。元日本代表MF中村憲剛氏は自身の引退試合に元女子レスリング日本代表の吉田沙保里さんを招待。なでしこフレンズとしてピッチに立った金メダリストから強烈なタックルを食らい、「気づいたら倒れていた」と振り返った。

 中村氏は14日にUvanceとどろきスタジアム by Fujitsuで引退試合を開催。なでしこフレンズには2011年女子W杯優勝メンバーの澤穂希さんを中心とした豪華な面々が揃ったなか、吉田さんも前日に参戦が決定した。

 14分からピッチに立ち、2分後にサイド際で中村氏と交錯。すると、持ち前のタックルを中村氏にお見舞いしてしまった。その後もケンゴフレンズのメンバーを次々となぎ倒したが、VARチェックを経て家本政明主審はグリーンカードを掲出。そのまま試合は続行した。

 中村氏は試合後の会見で最強タックルに言及。「世界を制したタックルはこれか」と笑顔で無事をアピール。「等々力の芝でやってほしかったところもあって、『タックルタックル』と小声で」と自らお願いしたことを明かした。

 また、家本主審にも感謝。「家本さんにもコントロールしていただいた。どうみてもイエローカードだったけど……諸々よかった」と満足そうに語っていた。

(取材・文 石川祐介)
Source: 国内リーグ

コメント

タイトルとURLをコピーしました