レギア・ワルシャワが名古屋DF森下龍矢の買取オプション行使を発表!! かつて一般就職で志した「欧州赴任」さらに前進

　レギア・ワルシャワは17日、名古屋グランパスからの期限付き移籍で加入していたDF森下龍矢(27)の買取オプションを行使し、完全移籍で獲得することが決まったと発表した。契約期間は2028年5月末までだという。

　日本代表通算2試合に出場している森下は昨年12月、名古屋からレギア・ワルシャワへの期限付き移籍で初の海外挑戦をスタート。2シーズン目にあたる今季はリーグ戦だけでなく、UEFAヨーロッパカンファレンスリーグを含む公式戦31試合中30試合に出場し、7ゴール8アシストという華々しい活躍を見せている。

　森下はかつて明治大時代に就職活動を行い、欧州赴任を志望して保険会社の内定も勝ち取った異色の経歴を持つDF。結果的にはサガン鳥栖でプロサッカー選手の道をスタートさせたが、そこから日本代表入り、欧州挑戦という夢を実現させ、今度は正式に「欧州クラブ所属」の選手という立場も掴み取った。

　森下はクラブを通じて「昨季からポーランドで自分をサポートしてくれた全ての人々に感謝している。素晴らしいクラブ、レギアでキャリアを続けられることにワクワクしている。謙虚にハードワークし続け、チームをサポートするためにできる限りのことをしたい」と意気込みを語っている。