植田啓太がJ2富山に完全移籍…14年間過ごした横浜FMに別れ「悔しい気持ちですが、これが現時点での実力」

MF植田啓太
 横浜F・マリノスは24日、SC相模原に育成型期限付き移籍していたMF植田啓太(22)がカターレ富山に完全移籍することが決まったと発表した。

 小学生の頃から横浜FMアカデミーで育った植田は2021年、横浜FMユースからトップチームに昇格。1年目からの3シーズンはJ2の栃木SCに期限付き移籍し、J2リーグ戦44試合3得点を記録した。昨季は横浜FMに初めて復帰したが、出場機会は天皇杯1試合のみ。夏に相模原に期限付き移籍し、J3リーグ戦18試合2得点を記録していた。

 富山は来季、11年ぶりにJ2で戦う勝負のシーズン。植田は「カターレ富山に関わる全ての皆様、2024シーズンのJ2昇格おめでとうございます。はじめまして。2025シーズンから完全移籍で加入することになりました植田啓太です。昇格争いをしていた中で対戦した時に魅力的なサッカーをすると感じていたクラブの一員に加わることができとても嬉しく思います。1日でも早く認めてもらえるように精一杯頑張ります。よろしくお願いします!」と意気込んでいる。

 また横浜FMを通じては「このたび、カターレ富山に完全移籍することになりました。横浜F・マリノスに関わるすべての皆さま、すばらしいサポートをありがとうございました。9歳からの14年間F・マリノスにお世話になりました。アカデミーではサッカーはもちろんのこと、1人の人間として、社会人としてのあり方を教えていただきました。たくさんのすばらしい指導者の方々、仲間に恵まれて今の自分があります。本当にありがとうございます。夢を与えてもらい、自分を育ててくれたクラブで恩返しをしたかったですが、それは叶いませんでした。悔しい気持ちですが、これが現時点での実力です。F・マリノスでのたくさんの経験と学びを胸に刻み、前に進み続けていきます。長い間お世話になりました。本当にありがとうございました!」と感謝を伝えている。


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Source: 国内リーグ

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