リバプールのアルネ・スロット監督が日本代表MF遠藤航についてコメントした。クラブの日本語版公式X(旧ツイッター/@LFCJapan)が伝えている。
遠藤は8日のカラバオカップ準決勝第1戦のトッテナム戦(●0-1)で前半30分に緊急投入され、本職ではないセンターバックを担当。11日に行われたアクリントン・スタンリー(4部)とのFAカップ3回戦(○4-0)でも同ポジションでスタメン起用され、キャプテンマークを巻く時間帯もあった。
スロット監督は記者会見で遠藤の試合に臨む姿勢を問われると、「彼がどれほど前向きかということであれば、それはもうはっきりしている」と言及。アクリントン戦で右ウイングに配置したMFハービー・エリオットを引き合いに出し、次のように語っている。
「試合前にハービー(・エリオット)に説明するために彼を私の部屋に呼んだ。なぜなら、彼が10番のポジションでプレーしたがっていると知っていたし、怪我以外にも出場できない選手がいたために右サイドで彼を起用せざるを得なかったから」
「彼はそれをうまくこなしたが、ワタ(遠藤)に関しても同じだ。しかし、ワタには事前に説明しなかった。なぜなら…もちろんハービーも良い人だということを知っているが、ワタがどんな人物かも理解しているからだ。『どこでプレーしても全力を尽くす』とワタは言ってくれるんだ。『出場した時はいつだって』とね」
「もし試合終了5分前で出場することになっても彼は全てを出し尽くす。多くのファンはこういった姿勢を当然だと思うかもしれないが、私のこれまでのサッカーキャリアの中では試合終了5分前の出場に対して、いつもと違うプレーや違う態度を示す選手も見てきた。だが、ワタは必要な時にいつでもチームに重要な戦力だと示してくれる。中盤でも、そしてセンターバックとしてでも」
さらに指揮官は「例えば(トッテナム戦では)ユナイテッド戦から中2日での起用を避けてメンバーを変えたが、前半30分に(遠藤をセンターバックで)投入しなければならず、それでもワタは本当に良いプレーをしてくれた」と感謝し、「私が彼を最終ラインから中盤に上げた直後に失点してしまったようにね(笑)」と、冗談交じりに遠藤のセンターバックとしての働きを称えた。
さすが、我らが日本のキャプテン✊
@wataru0209 pic.twitter.com/zcUgWJsAUV
— LFC Japan (@LFCJapan) January 13, 2025
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Source: 海外サッカー
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