充実の伊藤洋輝、5連勝で首位と勝ち点1差に「気持ちよくサッカーができている」

日本代表DF伊藤洋輝
 クラブでも代表でも大車輪のプレーを続けている。9月の欧州遠征では9日のドイツ戦(○4-1)、12日のトルコ戦(○4-2)と唯一、2試合連続で先発した日本代表DF伊藤洋輝(シュツットガルト)はいずれもフル出場で2連勝に貢献。所属クラブでも今季開幕から7試合連続で先発出場を続けている。

 しかもシュツットガルトは現在、5連勝中で、開幕から6勝1敗の勝ち点18で2位に付ける。昨季、入れ替え戦の末、1部残留を果たしたチームが首位争いを繰り広げている。「チームが昨季と違って、いい順位にいるので、気持ちよくサッカーができているし、充実している」。伊藤洋のポジションも昨季は3バックの左センターバックが主戦場で、4バックの場合も左センターバックに入ることが多かったが、今季は4バックの左サイドバックで固定されている。

 代表で左サイドバックを務めるうえでも、所属クラブとポジションが同じことはプラスに働くはず。左サイドバックでは今回、DF中山雄太が長期離脱からの復帰を果たしたが、「タイプも違うので、いろんなものを学びながらやっていきたい」とポジティブに捉えている。

 本職の守備はもちろん、攻撃でもチームに貢献すべく、「自分がボックスの前でミドルシュートを打てる状況をつくっていけるようにポジションを取っていければ」と効果的な攻撃参加に意欲を見せた伊藤洋は「ボックス付近は積極的に(ミドルシュートを)狙っていければと思うし、クロスもそう。チャンスに絡めれば」と意気込んだ。

(取材・文 西山紘平)


●北中米W杯アジア2次予選特集ページ
Source: サッカー日本代表

コメント

タイトルとURLをコピーしました