[2.8 NEXT GENERATION MATCH U-18 Jリーグ選抜 4-1 日本高校選抜 国立]
日本中から集まったJユースの逸材が2日間の全体練習を経て、臨んだNEXT GENERATION MATCH。連係向上のために十分な時間はなかったが、右サイドハーフで先発出場したサンフレッチェ広島ユースのMF小林志紋(2年=サンフレッチェ広島Jrユース出身)が3アシストという圧巻の大活躍で勝利に導いた。
まずは前半24分、鋭いカットインからのスルーパスで相手DFの読みを外し、裏に抜けたFW大西利都(名古屋U-18/2年)のゴールをアシストした。
「短い時間の中での練習、試合だったので合わない部分もあったけど、練習でコミュニケーションを取って、自分が合わせていくところが大事だと思った。連係を取りながら中心になれるように練習してきた」。その取り組みがしっかり実った追加点だった。
後半途中からはトップ下にポジションを移したが、持ち味のドリブル突破に加え、味方の強みを活かすようなパスや献身的な守備を継続。ベンチの信頼を得てプレータイムを伸ばすと、終盤にも結果を残した。
後半30分、精度の高い左CKをニアサイドに届け、DF林駿佑(川崎F U-18/2年)のヘディングシュートをアシストすると、同40+1分には2学年下のDF長南開史(柏U-18/中3)のスーパーゴールもお膳立て。終わってみれば3アシストの大活躍となった。
2008年早生まれの小林は昨年、U-16日本代表でポルトガル、フランス、中国、スペインへの遠征を経験し、10月にはカタールでのU17アジア杯予選にも参加していた世代の中心選手。だが、今月中旬から行われるパラグアイ遠征メンバーからは外れており、「悔しい気持ちはあった」という中でこの一戦を迎えていた。
スタンドでは代表スタッフも多数視察しており、今年4月に控えるU17アジア杯メンバー入りに向け、3アシストは大きなアピールになったはず。それでも小林自身は「アシストできたのはよかったけど、自分の中ではゴールが一番。周りから評価されるにはゴールが印象に残るのでゴールを取れる選手になりたい」と満足せず、さらなる活躍を続けていく構えだ。
今回のU-18 Jユース選抜からは長南、FW吉田湊海(鹿島ユース)の年下世代がパラグアイ遠征に選ばれており、この活動を通じて「どんどん自分を越していく選手が出てきているので、自分をもっと出して負けないくらいの気持ちでアピールしたい」と決意を新たにした小林。まずは広島ユースでのラストイヤーに向けて「3年生になって責任もあるし、チームの中心になっていかないと勝てない試合もある。自分が中心となって結果を残しつつ、チームのために頑張る選手になりたい」と意気込んだ。
(取材・文 竹内達也)
Source: 大学高校サッカー
コメント