FW上田綺世が所属するフェイエノールトは10日、ブライアン・プリスケ監督(47)との契約を双方合意の上で解除したと発表した。暫定体制については11日に決定する予定だという。
デンマーク出身のプリスケ監督は、アルネ・スロット前監督(現リバプール)の後任として昨年夏に就任した。今季エールディビジでは21試合を消化し、首位アヤックスと12ポイント差の5位。昨季に続く2連覇を目指したKNVBカップはベスト8で敗退した。
また、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)はリーグフェーズを19位で終え、12日の決勝トーナメントプレーオフ第1戦でミランをホームに迎える。この一戦を前に大きな決断を下すことになった。
クラブはプリスケ監督の契約解除に関し、公式サイトで「不安定な成績が続いたことと、チーム内での化学反応の欠如が退任の主な理由」と説明している。
ゼネラル兼テクニカルディレクターのデニス・テ・クローゼ氏は「この決断を下さざるを得なかったことは、すべての関係者にとって非常に残念だ」とコメント。「フェイエノールトはブライアンの下、UEFAチャンピオンズリーグで一定の成果を収めたが、ここ数か月は非常に不安定であり、残念ながら継続的な進歩があまり見られなかった」と振り返っている。
さらに「プロフェッショナルとして、そして人間として、私は今でもブライアンを高く評価している。しかし、時にはどれほど良い意図や努力があったとしても、物事がうまく機能しないことを認めなければならない。そして、組織全体でこれ以上続けるだけの十分なサポートがなくなった時点で決断する必要がある」と語った。
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Source: 海外サッカー
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