U-20日本代表DF市原吏音がキャプテン就任に決意!「僕自身もやるつもりで来た」世代屈指の経験値でロス世代けん引へ

DF市原吏音(大宮)
 チームを束ねる立場として、日の丸を背負う。AFC U20アジアカップ中国のグループリーグ初戦を前日に控えたU-20日本代表は13日にオンライン会見を行い、船越優蔵監督がDF市原吏音(大宮)をキャプテンに指名したことを明かした。

 強いリーダーシップで、これまでもチームをけん引してきた。昨年9月のU20アジアカップ予選でもキャプテンマークを巻いた市原は、オンライン会見で「キャプテンはこっち(中国)に来る前に少し言われていた」と語り、責任感を強調。「僕自身もやるつもりで来たし、一次予選も自分が巻いている」と力を込めた。

「キャプテンは自分しかいないと正直思っていたので、キャプテンになったからといって特に新しいことをやろうとは思っていない」。そう語る市原は改めて自身の役割を説く。「今までどおり声を出して引っ張ることと、全試合に出て優勝させることが自分の役目。いいコンディションをずっと維持して、いいパフォーマンスにつなげていけたら」と今大会を見据えた。

 2月1日から8日まで行われた国内合宿で、市原は期間の半分を別メニューによる調整に費やした。しっかり時間をかけたおかげで、9日に中国・深センに入ってからは好調だという。「コンディションは僕個人はめちゃくちゃいい。今は心配なくやれる自信がある。体も少しずつ動けているので、早く明日の試合をしたいという気持ちでいる」と笑顔を見せた。

 今回の活動では、各選手が全員の前で話す機会があるという。初戦・タイ戦を前日に控えた13日は市原が語る番になる。キャプテンは選手たちには伝えたい言葉を用意していた。

「出るのは11人。出る人出れない人いっぱい出てくるし、怪我をしてしまう人も、それぞれの立場があるけど、全員が同じ方向に向かって6試合全部を戦い抜かないと勝てないと伝えたい。下から上まで3学年違うなかで、上下関係を意識しすぎてやってしまうとよくない。ピッチに入ったらフラットだよと言いたい」

 2024年1月には日本代表のアジアカップにトレーニングパートナーとして帯同。その後はRB大宮アルディージャで、プロ1年目にして副キャプテンを務め、J2昇格に導いた。世代屈指の経験値を、市原は「還元できれば」と語る。「悩んでいる選手がいたら引っ張り上げるのがキャプテン」。“ロス五輪”世代のリーダーとして、仲間とともに国際舞台の頂点を目指していく。

(取材・文 石川祐介)


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Source: サッカー日本代表

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