「早く世界に出ていきたい」FW仲山獅恩(東京Vユース)は柿谷コーチの“やんちゃエピソード”にも自身を重ねる

U-20日本代表合宿にトレーニングパートナーとして参加したFW仲山獅恩(東京Vユース)
[2.8 NEXT GENERATION MATCH U-18 Jリーグ選抜4-1日本高校選抜 国立]

 U-18Jリーグ選抜のベンチ入りしたメンバーで唯一、出場機会がなかった。「痛みがあったので辞めておこうと監督と話をして決めました」。FW仲山獅恩(東京Vユース)は直前にトレーニングパートナーとして参加していたU-20日本代表合宿で膝を負傷してしまったのだという。

 それでも合宿中に行ったJ3長野との練習試合で得点を決めるなど、AFC U20アジアカップ(U-20W杯予選)を前にした年上の代表チームに混ざっても、そん色ないプレーぶりをみせていた。「レベルは高いとは思ったけど、自分は全然やれる感じがあったU-20W杯の本戦のメンバーにしっかりと入るところを今後の目標にやっていきたい」と本人も手ごたえを持ったようだ。

 出場は叶わなかったが、NEXT GENERATION MATCHでは貴重な時間を過ごせた様子だ。コーチとして帯同していた柿谷曜一朗氏ともコミュニケーションを取ることができた。「自分もプレースタイルは似ていると思うし、天才プレーヤーだったので、アドバイスを取り入れながら見習っていきたい」。また幼少期に“やんちゃ”だったというエピソードを聞かされたことで、「そこもかぶっている」とより親近感を覚えたことをはにかみながら明かした。

 またNEXT GENERATION MATCHでは、年下のDF長南開史(柏U-18)が強烈なインパクトを残した。仲山自身も中学生のころから飛び級で高校生の試合に出場する“スーパー中学生”だったが、年下選手の突き上げが気にならないわけがない。「長南はいい選手だったし、自分たちの代に食い込んでくるレベルにあると思う。でも自分が世代を引っ張っていく立場だと思っているので、上の世代に入っていきたい」。切磋琢磨を意識しながらも、“主役”の座を譲るつもりはない。

 将来のビジョンについてもしっかりとしたものを持っている。「結果を出せば行ける世界だと思っている。自分はトップ昇格というより、早く世界に出ていきたいという考え」ときっぱりと話す。「W杯だったりに出ればスカウトが見に来るし、そういうところで自分のプレーを出せればなと思っています」。目の輝きに無限の可能性を感じさせる17歳の未来に大いに期待したい。

(取材・文 児玉幸洋)
Source: 大学高校サッカー

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