[東京都CY U-14選手権]FC東京U-15むさしGKフランクローラン顕佑がリベンジのPKストップ!! 昨年はJ1試合前練習をサポート「選手より緊張しちゃって」

GKフランクローラン顕佑(2年)
[2.11 東京都CY U-14選手権3位決定戦 ジェファFC U-15 2-2(PK2-4) FC東京U-15むさし 西が丘]

 FC東京U-15むさしGKフランクローラン顕佑(2年)が1年越しのリベンジとなるPKストップを見せ、3位決定戦を制する立役者となった。

 フランクは昨年度の東京都クラブユースサッカーU-13選手権大会3位決定戦・三菱養和SC巣鴨ジュニアユース戦に出場。8人目にまで及んだPK戦では相手のキックを1回枠外へと追いやるにとどまり、セーブすることはできずPK6-7で苦杯を喫した。また昨年12月の三菱養和サッカーフェスティバルU-14準決勝でもPK戦での敗戦を経験した。

 そして11日の東京都CY U-14選手権3位決定戦・ジェファFC U-15戦ではGK朝来野透和(2年)が前半にゴールを守り、フランクはリレー式で後半から出場。2-2で決着はつかず、今回もPK戦に突入した。

 悔しさを味わってきたフランクは「前回やったとき負けたので本気で楽しんでやろうと」ゴール前に立った。先攻のFC東京U-15むさしは1人目が失敗するも、相手の1人目もクロスバーに嫌われて失敗。タイスコアで4人目まで進むと、フランクが足でボールを弾き返すビッグセーブを見せて優位に立った。

 その後FC東京U-15むさしは5人目がしっかりと成功し、PK4-2で昨年度のリベンジに成功。フランクは「味方が決めてくれていたので、自分が止められて本当に良かったなと思います」と頬を緩めた。

 フランクは小学5年生ごろまでDFとしてプレーしていた中、高身長ぶりにFC東京のアドバンスクラス(ジュニア年代)からGKとして誘われたことをきっかけにポジションを転向。「最高のポジションです」と愛する現在のポジションを務める上でGKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲン(バルセロナ)やGKティボー・クルトワ(R・マドリー)のプレー集を見ているといい、1対1のシュートストップをストロングポイントとしている。この試合でもペナルティエリア内で突破してきた相手に素早く間合いを詰める好セーブで強みを示した。

 昨年はクラブの試みで、国立競技場開催のJ1第23節・アルビレックス新潟戦にサポート役としてキーパー練習に帯同した。主にゴール脇でボール拾いを担当する役割だったが、5万7000人以上の大観衆が足を運んでいただけに「サポーターの方々の声援がすごくて本当にびっくりして、多分選手より緊張しちゃって」と初々しく振り返る。フランクの前ではFC東京U-18出身のGK野澤大志ブランドンとGK波多野豪がトレーニング。「すごく参考になりましたしすごい新鮮でした」と貴重な経験になったようだ。

 今季のFC東京トップチームはGK全4人がアカデミー出身。そうしたJ屈指のGK輩出クラブでの3年目を迎えるにあたり、フランクは「まだまだ全然足りない」とさらなる成長に意欲を見せる。「本当に良い相棒」とする朝来野との熾烈なポジション争いも注目。フランクは代表入りとチームでの各大会優勝を目指しながら、名だたる先輩に続く守護神への道のりを歩むべく「現状に満足せず頑張っていけたら」と意気込んだ。

(取材・文 加藤直岐)
Source: 大学高校サッカー

コメント

タイトルとURLをコピーしました