[2.16 九州高校新人大会予選L第1節 宮崎日大高 1-6 神村学園高 SAGAサンライズパーク(南)]
KYFA 男子第46回・女子第7回九州高等学校(U-17)サッカー大会が15日、開幕した。2連覇を狙う神村学園高(鹿児島1)は、予選リーグ第1ブロック第1節で宮崎日大高(宮崎2)と対戦。6-1で快勝した。
神村学園は前半1分、MF細山田怜真(2年)が右サイドで相手バックパスをインターセプト。中央へラストパスを通し、FW倉中悠駕(2年)が1タッチでゴールへ蹴り込んだ。さらに4分、左SB荒木仁翔(2年)が右サイドから左足クロス。U-17日本高校選抜候補MF佐々木悠太(2年)が相手のミスを逃さず、2-0と突き放した。
さらにMF徳村楓大(2年=神村学園中出身)とU-17日本高校選抜候補MF福島和毅(2年)のアシストから倉中が追加点。30分ハーフの前半で3点リードとしたが、徳村は「入りはあんまり良くなくて、自分たちのサッカーができてないっていう印象です」と首を振る。それでも、チーム内で話し合って距離感を改善した後半は内容が好転。3点を追加した。
徳村は昨年のインターハイで得点ランキング3位タイの4得点。抜群の推進力を活かしたドリブルやミドルシュートなどで活躍し、大会優秀選手にも選出されている注目アタッカーだ。「ドリブルやスピード、ゴールに関わるプレーを見て欲しいと思います」という徳村は後半、U-17日本高校選抜候補CB中野陽斗主将(2年)のロングボールからカットイン、キックフェイントを交えた仕掛けからゴール。また、MF堀ノ口瑛太(2年)のゴールを演出して1ゴール2アシストの活躍を見せたが、満足はしていなかった。
「前半は全然何もできなくて。足元で受けるっていうよりも、どんどん背後に抜けて相手が嫌がるプレーをしようって心がけて後半入ったんで、裏にどんどん抜けながら自分の特長を出してっていうところで良かったんですけど、それを入りからやっていかないといけないと思いました」
前日、つい数か月前まで一緒にトレーニング、試合をしていた神村学園中高の先輩MF名和田我空(G大阪)がJ1開幕戦で先発出場。「まだ卒業してない在学中の選手なんですけど、スタメンで出てたりして、めちゃくちゃいい刺激になっています。常に一緒に練習してきたので、毎日いい目標っていうか、いい基準を作ってくれてるので、もうほんとにありがたいって感じです」と感謝する。名和田の活躍によって、自身の高卒プロへの意識もまた高まったという。
徳村は今年1月下旬から同年代の高校生選手や指導者とともに、イギリス、ドイツに滞在し、CLなどトッププレーヤーたちのプレーを見たり、トップクラブのユースコーチから指導を受けたりする機会を得た。特にCLなどで見て痛感したのは、ゴールへ向かう姿勢の差だ。
「ゴールを取りに行く姿勢というか、どんどん前出て、もうサイドバックだったり、どこの選手もゴール絡んだり、ゴール狙っているの見て、神村も攻撃的なチームはあるんですけど、もっと全員が常にゴール狙いながら、質を上げていかないといけないなっていう風に思いました。あっちで見たことや経験を、チームにプレーで還元したいっていう気持ちでこの大会に挑んでるので、自分がプレーで還元して、そこでチームにも結果が付いてくればいいなっていう風に思っています」
2024年はインターハイで全国2位を経験するも、選手権鹿児島県予選で敗退。徳村は切り札の役割を担ったが、もっと自分のプレーでチームに勢いつけれたらなと思ったんですけど、まだ全然足りなかった」。それだけに、「今年1年、しっかり自分のプレーでチームを勢いづけたいなと思っています」と誓う。
自信は持っている。「去年、色々な全国の強豪チームと試合してきたんですけど、全然負けるとかしてなくて、自分の長所っていうのは同年代だったら絶対誰にも負けないかなって思っています」。徳村はスピード、推進力によって今大会から神村学園を勢いづけ、多くの白星、タイトルを勝ち取る。






(取材・文 吉田太郎)
Source: 大学高校サッカー
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