守田英正が負傷離脱へ…“日本史上最速”W杯出場決定かかる大一番に不安材料

　スポルティングのルイ・ボルゲス監督は14日、MF守田英正が3週間から4週間の負傷離脱を強いられる見込みだと明らかにした。日本代表の北中米ワールドカップ出場決定がかかるアジア最終予選3月シリーズへの出場は不透明となった。

　守田はふくらはぎの負傷で1月末から公式戦2試合を欠場。今月7日のリーグ戦で復帰すると同11日のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)・ドルトムント戦でも途中出場したが、ポルトガルメディア『レコード』から同試合で負傷したことが報じられていた。

　そうした中で『ア・ボラ』によると、ボルゲス監督は15日のアロウカ戦に向けた会見で「守田は新たな怪我をした。少なくとも3週間から4週間は離脱することになるだろう。それしか言えない」と話し、再離脱することを示した。なお守田はアロウカ戦でメンバー外だった。

　日本代表は3月20日にバーレーン代表戦、同25日にサウジアラビア代表戦を控えており、守田の回復状況によってはこのホーム2連戦に影響する可能性も。守田はここまで最終予選5試合に先発出場。日本は次戦が自力で代表史上最速でのW杯出場権を獲得できる大一番となっている。