後半投入で猛攻スタート…3戦連続“ゴール起点”の広島MF菅大輝「試合を決めるという気持ちで入っている」

守備でも奮闘するMF菅大輝(写真左)
[2.16 J1第1節 町田 1-2 広島 Gスタ]

 期待の新戦力が反撃の口火を切った。サンフレッチェ広島のMF菅大輝は0-1で迎えたハーフタイム明け、MF東俊希に代わって左ウイングバックに入り、新天地でJ1初出場。鋭いプレースキックで同点ゴールの起点となったほか、粘り強い守備対応でもチームの安定感を支え、逆転勝利に貢献した。

 後半14分、MFトルガイ・アルスランの同点ゴールは、菅の強烈なFKが相手の中途半端なクリアを誘ったことで生まれた。「あそこで違いを見せないといけないし、チャンスにつながってくれたので良かった」。8日の富士フイルムスーパー杯・神戸戦でアシストを記録していた脅威の左足はJ1開幕戦でも健在だった。

 今季札幌から加入した菅はスーパー杯の神戸戦で後半24分から出場し、新天地デビュー。12日のACL2ナムディン戦(◯3-0)とJ1町田戦でも後半開始から出場機会を掴んでおり、先発起用はないながらも着実に出場時間を伸ばしている。

 また今季の広島の全6点のうち、菅は3試合連続でゴールの起点を担っているほか、計5点が菅の出場時間に生まれているのも注目すべき点だ。「途中から入った選手が試合を決めるという気持ちで自分は試合に入っているし、結果的に勝利に貢献できているのは良かった」(菅)。初めて札幌を離れ、新たなチームでプレーする決断をした立場だが、すでに欠かせぬ戦力になろうとしている。

 途中出場組では大卒ルーキーのFW中村草太も公式戦2戦連続ゴールを記録しており、この3連勝は彼らの活躍あってこそ。ミヒャエル・スキッベ監督も「今季はメンバーが揃い、去年とは違ってより個人の特徴を活かした別のサッカーができるという強みができた」と手応えを口にする。

 また攻撃のオプションとして起用されている菅だが、町田戦では20cm以上も身長差のあるDF望月ヘンリー海輝とマッチアップし、「あまりやられないように」という意識で空中戦に奮闘。「札幌でやっていた時も広島の強みは守備の固さだと思っていた。そこの一員でやっている以上は守備の意識も高くなっていると思う」。スタメン奪取に向け、攻守にアピールを果たすJ1開幕戦となった。

(取材・文 竹内達也)


★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2025シーズンJリーグ特集
Source: 国内リーグ

コメント

タイトルとURLをコピーしました