チェイス・アンリの動向追う森保監督、欧州視察中にクラブ幹部と対話「良い情報交換ができた」

羽田空港で報道陣の取材に応じた森保一監督
 日本代表森保一監督が欧州視察から帰国した19日午後、羽田空港で報道陣の取材に応じ、A代表初招集に向けた動向に注目が集まっているシュツットガルトDFチェイス・アンリについて所属クラブと情報交換を行っていたことを明かした。

 尚志高出身のチェイスはドイツ挑戦3年目の今季、セカンドチームからトップチームに加わり、ブンデスリーガ開幕節でデビュー。リーグ戦12試合に出場した他、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)でもR・マドリーやパリSGといった世界的強豪との対戦を含む5試合に出場し、半年間で大きな飛躍を遂げてきた。

 現在は負傷者が復帰したことで、再びセカンドチームでの出場が続いているが、森保監督は今月4日に行われたDFBポカール(ドイツ国内杯)準々決勝のシュツットガルトアウクスブルク戦を現地視察。チェイスがアメリカ生まれというバックグラウンドを持つことから、アメリカ代表の招集資格も取り沙汰されている中、A代表未招集の選手に対して異例とも言える積極的なスカウティング姿勢を示していた。

 シュツットガルトはこの一戦で主力組を中心に起用したため、チェイスはメンバー外。森保監督とも「タイミングが合わずに会うことはできなかった」という。その一方、森保監督は「上層部の方々とも話をさせていただいて、いまアンリがどういう状態でクラブの評価を受けているかを聞きましたし、どういうふうに成長して、どういう成果と課題があるかを聞いた中で、我々と照らし合わせていかないといけないという点で良い情報交換ができた」と述べ、クラブ幹部とチェイスに関する対話を行っていたことも明かした。

 森保監督は2022年1月、当時尚志高に在学中だったチェイスを国内組合宿のトレーニングパートナーとして招集するなど、ポテンシャルを高く評価してきた。

 この日の取材対応ではチェイスの現状について「監督さんが『ケガ人が戻ってきたのでこれ(セカンドチーム)が定位置だ』ということを言われていたと思いますが、それは現実的なところだと思う」と冷静に受け止めつつ、今後の飛躍に向けて「ケガ人が出ていたとはいえ、彼が頑張っているからこそ、チャンピオンズリーグに出られたり、ブンデスリーガの舞台でプレーできたりという経験ができていると思う。チャンピオンズリーグやブンデスリーガで高い基準が明確になったと思う。可能性がある選手だと思うし、ポテンシャルがある選手だと思うので、その高い基準に向けてチームで出られるようにまた頑張ってほしい」とあらためてエールを送っていた。

(取材・文 竹内達也)


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Source: サッカー日本代表

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