[2.18 九州高校新人大会決勝 東福岡高 0-2 神村学園高 SAGAスタジアム]
前半33分、神村学園高(鹿児島1)は自陣からボールを運び、MF佐々木悠太(2年)のスルーパスでFW倉中悠駕(2年=日南市立吾田中出身)が抜け出す。最後は倉中がGKとの1対1から右隅へ右足シュートを流し込んだ。
今大会4得点目は、流れを変える貴重な先制点。「スルーパスが狙える位置に走り込んで、良いスルーパスが来たので、GKの位置もしっかり見てちょっと少しずれてたんで、あと流し込むだけでした。準々決勝も準決勝も得点取れなくて少し悔しかったんですけど、決勝で自分が先制点を取るという1番良かったかなと思います」と微笑んだ。
有村圭一郎監督は準決勝の反省を活かしてのゴールを評価していた。「昨日(準決勝)、同じようなところでボールもらって、1個縦に運んじゃって、角度なくなったのがあったんですけど、今日はちょっと角度作りながら運んで、右で上手く流していった。昨日の失敗の繋がりだったのかなと思います」。180cmの俊足ストライカーは、昨年からプレミアリーグWESTを経験。神村学園の中ではやや異質の特長を持つFWが優勝に貢献し、自身のアピールにも成功した。
倉中は公立中学校の日南市立吾田中(宮崎)出身。中体連や選抜の九州大会を経験しているFWは活躍を評価され、神村学園高進学を決めた。今回の九州大会準決勝では、中学時代のチームメイトである10番MF脇元亮汰(2年)を擁する日章学園高(宮崎1)と対戦。旧友対決で奮闘して勝利に貢献し、決勝でも活躍した。
同じく宮崎県の公立中学校出身で日章学園からサウサンプトン(イングランド)入りを果たしたFW高岡伶颯のように「自分もプロ目指しているので、プロに声かけてもらえるようにもっと頑張りたい」と意気込む。まずはタレント多数のチーム内競争を勝ち抜き、公式戦で活躍を続けることが重要。「(神村学園には多くの)ライバルもいる。しかし、そこに負けないようにスタメンを勝ち取って、全国優勝できるように頑張りたい」と誓った。






(取材・文 吉田太郎)
Source: 大学高校サッカー
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