[MOM1040]九州選抜DF戸田峻平(鹿屋体育大3年)_「一緒にまた」大学卒業を待たずに鳥栖入りした安藤寿岐と共有する夢

先制点を決めたDF戸田峻平(鹿屋体育大3年=鳥栖U-18)
[大学サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[2.21 デンチャレプレーオフ 北信越1-2九州 時之栖A]

 最後の最後に失点したことで大満足とはいかなかったが、キャプテンマークを巻いてプレーしたDF戸田峻平(鹿屋体育大3年=鳥栖U-18)が九州選抜を勝利に導いた。

 先制点は戸田が奪った。前半アディショナルタイム1分、九州選抜は左サイドからCKを蹴ると、ファーでFW中山大耀(九州産業大2年=清水東高)が折り返す。この流れから戸田が右足で押し込んだ。

「九州はアグレッシブに走って、守備を頑張ってというサッカーなので、そこは体現できた。相手の勢いに負けないように入ろうと声掛けをしていた。いい入りをして、点を取って、守り切って終わるだけだったので、いい形で試合運びができたかなと思います」

 3年連続で九州選抜入りを果たす戸田だが、昨年は大会直前に参加したサガン鳥栖のキャンプでハムストリングを肉離れ。欠場を余儀なくされた。今年はFW中山桂吾(福岡大3年=高川学園高)とともに“W主将”に就任。より中心選手となった今年は、2年分の思いをぶつけるつもりでいる。

 鳥栖U-18で同期で筑波大に進学したDF安藤寿岐が、卒業を待たずに今季から鳥栖でプロキャリアを始めることを決断した。ユースではDFラインを組み、安藤がキャプテン、戸田が「副キャプテンみたいな」寮長をだったこともあり、信頼関係は深かったという。

 今季から鳥栖に入団することも事前に知らされていた。「『一緒にまたサッカーができればいいな』とお互いに言っていて。『お前はどこ行きたいの?』といった話はしょっちゅうしています」。秘かに2人の夢を共有している。

 九州選抜は2連勝したことで、23日の順位決定戦は北海道選抜との決勝を戦うことになった。九州選抜は22年大会で5位に終わったことで翌年度よりプレーオフ組に降格。そして2年連続してプレーオフで敗退している。今年こそはの悲願にあと一勝と迫った戸田も、「チームの本戦出場を成し遂げつつ、個人としてもいいアピールがしたい」と気合を十分にしていた。

(取材・文 児玉幸洋)


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Source: 大学高校サッカー

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