[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[2.22 近畿高校選手権決勝 京都橘高 1-0 大阪桐蔭高 J-GREEN堺S1]
2年生ドリブラーが第77回近畿高等学校サッカー選手権大会(男子)の優勝ゴールを決めた。0-0の後半25分、京都橘高(京都1)はFW秋保宏樹(2年)が右中間からドリブルでPAへ割って入り、クロス。これをファーサイドのMF河村頼輝(2年=FC湖東出身)がダイビングヘッドで決めた。
「いつもクロスに入るように言われていて。途中まで、足で行こうと思ってたんですけど、足で行ったらフカすかなと思って、もう頭で抑えるように行こうと思って、決まった瞬間めっちゃ嬉しかったです。チーム勝たせられたのがやっぱ1番嬉しいです」と河村。これまでなかったというダイビングヘッドでのゴールに喜びを大爆発させた。
昨年の選手権で先発出場している河村は、「ボールが収まった時は取られる気しない」。ドリブル突破、カットインからのシュートを得意とし、関西U-17トレーニングキャンプメンバーにも選ばれているSHだ。
昨年、守備を重視するチームの中で「攻撃しかできなかった」河村は変化した。課題の守備力や走力が向上し、攻守両面でチームに貢献できる選手に。その上で、今年はより自分のドリブル、コンビネーションから「結果を出せるようにしたい」と考えている。
この決勝は準決勝からの連戦だったこともあり、「疲労がきてたんで、(ボールを)早く離すことなどを認識していました。(準決勝の神戸)弘陵の前半に自分のドリブルで行き過ぎて上手くいかなくて、後半から周り使ってやろうって思って、そこで上手くいったので、(大阪)桐蔭の時も周りを使いながら自分一人でできるところはするようにしていました」という。左サイドから味方も活用しながら中へ。前半からアグレッシブにゴールを目指し続けて1点をもぎ取った。
憧れの選手にFWネイマールを挙げる河村は、ドリブルをより強力な武器にする考えだ。「もうちょっとドリブル突破の回数っていうか。ちょこちょこするのは得意なんですけど、『コイツ、なんか推進力あるな』と思われるように推進力をもうちょい出していきたい」。同じく選手権での先発出場、関西U-17トレーニングキャンプを経験しているFW伊藤湊太(2年)の注目度が急上昇中。負けずに自分の武器を磨き、今後もチームを勝たせるような活躍を続ける。


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(取材・文 吉田太郎)
Source: 大学高校サッカー
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