[MOM1045]関東選抜BFW平尾勇人(日本大2年)_「0-0でも僕が入って点を」。”一発”が強みの交代出場FWが決勝ヘッド

後半26分、関東選抜BFW平尾勇人(日本大2年=四日市中央工高)が決勝ヘッド
[大学サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[2.26 デンチャレ 日本高校選抜 0-1 関東選抜B 時之栖スポーツセンター 裾野A]

 関東選抜Bはボールを支配して攻め続けるも、日本高校選抜の粘り強い守りの前に後半半ばを過ぎても0-0。だが、ベンチスタートで後半8分に投入されていたFW平尾勇人(日本大2年=四日市中央工高)は、「一昨年から関東で途中交代っていうのが多くて、結構、途中交代から点取ることも多くて、途中交代は慣れてたんで、0-0でも僕が入って点を取ろうっていうのは考えていました」と振り返る。

 DF背後への抜け出しとゴール前での技術力を武器とするFWは、投入当初から自分の狙いとするプレー。「入る前に監督から(本間)凜を真ん中に置いて、その周りを間で受ける感じっていうのは言われてたんで、その通りに上手くできて、攻撃の起点になれたかなと思っています」。DF間でボールを引き出し、ゴールを目指し続けたFWが貴重な1点をもたらした。

 後半26分、関東選抜Bは右CKをニアの本間が頭でそらす。そこへ平尾が飛び込み、先制ヘッド。「凜が上手くすらしてくれて、こぼれ球を押し込んだって感じです」。待望の1点が決勝点となった。
 
 三重の名門・四日市中央工高時代は伝統の背番号17を背負うエースストライカー。その平尾は、日本大1年時からトップチームでプレーし、関東大学1部リーグで3得点を挙げている。昨年も夏冬の全国大会でゴールを決めているストライカーだ。

 だが、1、2年時はフィジカル面や同学年のライバルFW五木田季晋(2年=川崎F U-18)らに差をつけられなかったこともあって「思うように、出場回数と結果が伴わなかった」という感想。それでも、「一発系が得意」という平尾は選考会でゴールを決めるなど、アピールして関東選抜B入りのチャンスを掴んだ。このデンソーカップチャレンジには野心を持って挑んでいる。

「ここ1、2年であまり活躍っていう活躍ができなかったんで、この大会でプロからも目をつけられるような選手になりたいなっていうのは意識しながらプレーしています」

 四日市中央工時代、1年時から出場しながらも、選手権の舞台に一度も立つことができなかった。この日対戦した日本高校選抜にも縁がなかったが、「(高校時代の)悔しさがあるんで、大学では絶対活躍してやるっていう気持ちでプレーしています」というストライカーが決勝点。粘る日本高校選抜をねじ伏せた。

 もちろん、大事なのはここから。ともに1勝同士の関西選抜と戦う次節(27日)へ向けて、「スタメンでも、サブでも、いつも通りのプレーと、自分の点でチームを勝たせられるように、頑張っていきたいです」。主役の座を狙うストライカーが再びゴールで関東選抜Bを勝たせる。

(取材・文 吉田太郎)


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Source: 大学高校サッカー

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