[MOM1049]関西選抜GK山田和季(関西大3年=近江高)_「自分の見せ場やな」不穏な空気を断ち切るPKストップ

PKストップのあとも好セーブをみせていたGK山田和季
[大学サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[2.27 デンチャレグループB 関西2-0関東B 裾野A]

 FW松井匠(阪南大3年=高知高)の2ゴールで2点差を奪ってゲームを進めていた関西選抜だが、後半13分に暗雲が立ち込める。DF吉村瑠晟(関西大3年=神戸弘陵高/磐田内定)がエリア内で相手を倒して決定機を阻止したことで退場。さらには関東選抜BにPKが与えられた。

 そんな中で不穏な空気を断ち切ったのが、関西選抜の守護神・山田和季(関西大3年=近江高)だった。MF廣井蘭人(筑波大2年=帝京長岡高)がチップ気味に蹴ったPKを残した足に当ててストップ。「あっち側(左)をみていたのであっちに蹴ってくるかなと思ったけど、あっち側にボールが来て、あとは残っている足にどう当てるかだった」。この日のヒーローを決定づけるビッグセーブになった。

「(PKに)なった瞬間は来たなと笑顔になった。自分の見せ場やなと思った。こんなの言ったら何ですけど、2-0だったので、まだ1点守り切ればというのがあった。吉村のミスを救った?試合中が10人で頑張ろうという感じでしたが、確かに関大のケツは関大で拭けたかなと思います」

 山田は1年生の時から関西大でレギュラーを務めている。2年生のときには天皇杯で浦和と延長に渡る戦いを繰り広げたときもゴールマウスを守っていた。ただ「自分的にはミスも多くて、1年、2年は全然通用していなかった」という振り返りがあるという。昨年は関西学生リーグで最少失点を記録したが、「今年も絶対的に守って、安心して攻撃してもらえるようにしたい」とチームへの更なる貢献を誓う。

 そして卒業後の進路はプロ一本に絞っているという。現在はJ3クラブから声がかかっているというが、今大会で活躍することでさらに多くのクラブから関心を貰いたいと意気込んでいる。「有名な選手が集まっている中で自分はまだまだ無名。でもプロで結果を出していく選手になりたいので、この先に繋がるプレーがしたい」。今大会の目標に掲げる「無失点で終える」ことを達成することで、未来を広げる。

(取材・文 児玉幸洋)


●第39回デンソーカップチャレンジ特集
Source: 大学高校サッカー

コメント

タイトルとURLをコピーしました