[MOM1051]関西選抜MF末谷誓梧(京都産業大2年)_「0-0では終われない」。後半45分に意地の決勝ゴール

後半45分、関西選抜MF末谷誓梧(京都産業大2年=C大阪U-18、20番)が右足で決勝ゴール
[大学サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[2.28 デンチャレグループB第3節 関西選抜 1-0 日本高校選抜 時之栖スポーツセンター 裾野A]

 関西選抜の、大学生の、そして自身の意地のゴールだった。0-0の後半45分、関西選抜は丁寧にボールを繋いで日本高校選抜を押し込むと、右SB逵村健斗(京都産業大3年=三重高)がワンツーからPAへのパスを狙う。このこぼれ球を右中間で回収したMF末谷誓梧(京都産業大2年=C大阪U-18)が、右への動きから対角の右足シュート。「ファーストタッチしてからすぐ打とうと思っていました」という一撃がファーサイドのネットを揺らし、劇的な決勝点になった。

 ゴールシーン直前の流れで末谷は左サイドから中へ。逵村にパスを要求し、PAへ動き出していた。「左サイドですけど、とにかく点は絶対取らないといけなかったんで、普段行くような場所ではないかもしれないですけど、そこは思い切って動き出しました。もうほんとに0-0では終われないんで、意地もあるんで、関西としての。そこはホントにもう行くしかなかったです」。やりにくかったという日本高校選抜からゴールを決め、決勝進出を果たした。ただし、ゴールを決めた瞬間は、興奮するというよりも「ホッとした」の方が大きかったようだ。

「(心境は)ホッとした、ですね。もうホントに点を取った以外、個人としてはホントにいいところはなかったんで、点取れたことだけはホントに今日は良かったかなと思います」と末谷。今大会は「自分の武器はドリブルなんで、何人も剥がしていくドリブルがまだ見せられていない」。シュート、ラストパスのクオリティも出せていないと感じている。

「もう全然、まだまだです。やっぱりスタメンで出れてないですし、出た時に違いっていうのも出せていないので、ホントに(先発出場だった)今日はそういった意味でも違いっていうのを出さないといけなかったんですけど、出せなかったのはホントにまだまだ。とても悔しいです」

 末谷にとって、デンソーカップチャレンジは「プロになるためっていうのが1番ですし、成長っていうか、ここでやっぱり自分を全国に知らしめる場だと思っています」という大会だ。同期に対するライバル心もエネルギーになっている。

 今大会は中高大とチームメイトのMF伊藤翼(京都産業大2年=C大阪U-18)がU-20全日本選抜としてプレー。同じく高校時代のチームメイト、FW金本毅騎(阪南大2年=C大阪U-18)もU-20全日本選抜入りを果たしている。「もちろん悔しいですね」と末谷。本人はまだまだ納得していないが、U-20全日本選抜がグループ3位で5・6位決定戦へ回るのに対し、関西選抜は決勝への切符を勝ち取った。

「(伊藤や金本と)やりたいって思いはあったんですけど、自分たちは1位通過で(関東選抜Aは)めちゃくちゃいい相手なんで、ホンマにそこに向けて頑張りたいです。決勝に行けたのは、関西選抜の力で行けたことなんで、出たらですけど絶対に結果を求めて、自分を出して、全国に自分を知らせられるように頑張りたい」。意地のゴールから決勝でも連発し、自身を全国にアピールする。

(取材・文 吉田太郎)


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Source: 大学高校サッカー

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