[3.19 第3回大学日韓新人戦 国士大1-0鮮文大 浦安]
DF林禮蒼(はやし・らいあ、2年=京都橘高)がデンソーカップで“連続優勝”を飾った。関東選抜Aの一員としてデンソーカップチャレンジを優勝していた林は、国士舘大の一員としてデンソーカップ第3回大学日韓新人戦に出場。90分を戦い抜いて勝利に貢献した。
2年生ながらU-20全日本選抜ではなく、関東選抜Aに選ばれた林。「強度もそうですけど、一番感じたのは基礎の技術面が全然違うということ。練習から技術を身に着けないといけないなと思いました。でも周りの上手い選手と試合ができて、短い期間でしたが自信がついた。それを自チームで今年1年、発揮したいなと思います」と充実の一か月を振り返った。
滋賀県出身で中学進学と同時に京都サンガF.C.のアカデミーに入団。ユース昇格は叶わなかったが、高校も京都の強豪である京都橘高に進学した。「ずっと通い。高校も朝練があるときは4時半起きで。帰りは11時とかだった」。高校に進学してからは身長が大きく伸びたこと(現在182cm)でプレースタイルにも変化が生まれ、大型右SBへと進化していった。
大学は「憧れがあった」と関東地区の大学への進学を希望。そして高校の米澤一成監督からもプレースタイルや性格を考慮して、国士舘大を推薦されたという。「関東の大学はフィジカルがすごいイメージで、自分の体格的にも、プレースタイル的にも関東かなと思った」。練習会の雰囲気からも進学を即決した。
入学してすぐのころは怪我もあってAチームには絡めなかったが、4年生にDF望月ヘンリー海輝(町田)がいた。「1年のころはBチームだったのであまり辛みはなかったけど、ヘンリー君とはプレースタイルも似ている。大学生活はあと2年あるので、2年でヘンリー君を越えたい」。国士舘大を経て日本代表にまで駆け上がった先輩は格好のお手本になる。
高校時代とは打って変わって、東京では寮生活。最初は遊ぶことも楽しみに東京に出てきたというが、「遊びすぎたら疲れるなと思った。うちの練習はきついので」。何よりサッカーの実力がついていることを感じられる環境が、充実を生んでいる。「2年生になって試合に出させてもらって、自分のプレーにも自信が出てきた。結構やれるなと感じて、最後にはスタメンで出させてもらって、今年に向けた自信になっています」。
昨年は終盤まで残留を争い、プレーオフに勝利して何とか1部残留を決めた。一方で1、2年生で戦う新人戦では、初の日本一を獲得。新人戦優勝チームはのちの大学リーグや大学選手権(インカレ)で結果を残すチームが多いことから、国士舘大への期待も十分にかかる。「今年は2月16日に大澤(英雄)先生が亡くなられた。初めてのタイトルは獲れたけど、残りのタイトルも取りに行くという気持ちで、今年1年戦っていきたい。国士の1年にしたい」。団結する国士舘が、今季の台風の目になる。
(取材・文 児玉幸洋)
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Source: 大学高校サッカー
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