[4.6 国際親善試合 日本女子 1-1 コロンビア女子 ヨドコウ]
果敢な攻撃からチャンスを量産したが、惜しくも得点には至らなかった。日本女子代表(なでしこジャパン)MF籾木結花(レスター・シティ)は前半29分にPKキッカーを務めたものの、完璧なコースへのボールは相手GKのスーパーセーブに阻まれた。悔しさを噛みしめながら「後悔はない」と口にした。
前半29分、籾木は敵陣内でパスを受けると、相手のファウルを受けてPKを獲得。キッカーには自ら志願した。呼吸を整えて蹴ったシュートはゴール右隅へ。だが、鋭く反応したGKキャサリン・タピアに左手ではじかれた。
「ボールを蹴る前の感覚と、ボールを蹴ったときの感覚は、自分がしっかりと思い描いたものだった。思っていたスピードで行ったというのはあったので……あれはGKがすごくいいタイミングで当たったというのがある」
外した悔しさは当然ある。だが、自信を持って蹴ったシュートだったことは否定しない。「もちろんこうすればよかった、ああすればよかったというのはすぐ出てくる。だけど、後悔はない」。失敗を糧にするためにも前を向く籾木は「あのタイミングで自分が蹴ることを許してくれたチームと、最後あきらめずに1点取ってくれたチームに感謝したい」と思いを言葉にした。
後半6分には後方からのパスワークで敵陣に入ると、最後は籾木がループシュート。ゴールネットを揺らしたが、惜しくもオフサイドでノーゴールとなった。
「あれはオフサイドだったかな……」とこちらも悔しさをのぞかせる籾木。「ボールを奪ったときのカウンターは、行けるときにはみんな全力で、前にどんどんかけていこうと言っていた。その形でゴールを取れたら一番よかったけど、ちょっと出ちゃっていましたね」。この日はあと一歩のところでゴールが奪えなかった。
後半23分に途中交代した。不発に終わってしまった内容にも、籾木は収穫を見出す。
「90分の中で自分たちが何をトライしたか、してないかというのをすべて洗い出してやっていけば、しっかりとポジティブなつなぎ方が次の試合にできる」
チャンスは作った。だが得点は奪えなかった。収穫と課題を手にした籾木は次戦の活躍に照準を合わせていた。
(取材・文 石川祐介)
Source: サッカー日本代表
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