アメリカにルーツ持つ日本の副主将GK村松秀司(ロサンゼルスFC)、A代表入りは「絶対100%」の目標

GK村松秀司(ロサンゼルスFC)
 開催中のAFC U17アジアカップサウジアラビア2025に参加中のU-17日本代表は、現地時間4月7日18時(日本時間7日24時)より、U-17ベトナム代表とのグループリーグ第2戦へ臨む。

 U-17UAE代表との第1戦ではGK松浦大翔(新潟U-18)が先発出場。そのプレーぶりについて、「本当に松浦は素晴らしいプレーを見せていてうれしかった」と絶賛したのは、同じGK村松秀司(ロサンゼルスFC)だ。

 普段はアメリカでプレーしている村松は、昨年12月のスペイン遠征で代表初招集。そこでのパフォーマンスが認められ、一気に正GK候補となった。今大会を前に副キャプテンにも指名されており、並々ならぬ意気込みを持って試合に備えていた。

 しかし第1戦前々日のトレーニングでアクシデントがあり、練習を途中離脱。幸い大事には至らなかったものの、大切な大会を前に悔しい経験となったが、「チームのために頑張るしかない」と割り切って過ごしてきた。

 すでにトレーニングには「100%の状態でやれるようになっている」と語るように、「自分の一番な部分」と語るシュートセーブなど見せ場も作っており、状態に問題はなさそうだ。

 日本代表GK鈴木彩艶の映像を「いつもずっと観ている」と語る村松にとって、同じユニフォームをまとってピッチに立つ機会は特別なもの。いつかA代表の舞台に立つことは「絶対100%」の目標だとも言う。

 チームで副キャプテンに指名され、「皆さんからちょっと見えないとこでも頑張ってます」と笑いつつ、あらためて日本を代表して戦う責任感についても意識しており、国旗を付けて戦う気持ちは「もう100%を超えています」と語る。

 日本人の母からは出発前に「絶対に負けるな!」と活を入れられて送り出されたとのこと。その言葉に応えるためにも、チームのために戦い抜く覚悟だ。

(取材・文 川端暁彦)


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Source: サッカー日本代表

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