U-16日本代表はモンテギュー国際大会5位決定戦へ…イングランドとシーソーゲーム、ポルトガルに後半3発被弾、メキシコ戦は完封勝利

初戦で得点したFW高木瑛人(写真は2月)
 U-16日本代表は19日、フランスで行われているモンテギュー国際大会のグループリーグ最終節を行い、U-16メキシコ代表に1-0で勝利した。B組で3位となり、21日の5位決定戦でA組3位のU-16カメルーン代表と対戦することになった。

 日本は15日の初戦でU-16イングランド代表と対戦。前半36分にFWライアン・カブマ・マックイーンにミドルシュートを決められて先制を許すも、同40分にMF小田脩人(川崎F U-18)が前線でパスカットしたボールをFW高木瑛人(鹿島ユース)が決めて追いついた。

 さらに後半の立ち上がり、MF五十嵐陵(柏U-18)のスルーパスからMF里見汰福(神戸U-18)がゴールに流し込んで逆転した。しかしその後MFマフディ・ニコル・ジャズリに同点弾を許して試合は振り出しに戻る。なおもイングランドはカブマ・マックイーンがDF熊田佳斗(大宮U18)にプレスをかけてボールを掻っ攫った流れからそのまま得点して再逆転。初戦は2-3の敗戦に終わった。

 17日の第2節ではU-16ポルトガル代表と対戦した。日本は前半17分、MF岡本新大(G大阪ユース)の折り返しをFW立野京弥(昌平高)が右足ボレーで豪快に叩き込んで先制に成功。そのまま1-0で試合を折り返したが、後半にDFディオゴ・コエーリョのゴールで追いつかれると、CKからDFフィリペ・シウバに頭で決められて追いかける展開に。逆転された直後にはFWアフォンソ・フェレイリーニャにも決められ、最終的に1-3で敗れた。

 2敗で迎えたGL最終節のメキシコ戦は、第2戦に続いて日本が先制に成功した。前半13分にMF岩土そら(鹿島ユース)がハーフウェーライン付近でインターセプトすると、敵陣に入ったところから左足を一閃。高弾道シュートはそのままGKを越えてゴールに吸い込まれ、スーパーゴールでリードを奪った。

 後半21分には岩土のボール奪取からカウンターを仕掛け、MF中島璃久(FC東京U-18)が立野とのワンツーからシュートを放ったが、GKの好セーブに阻まれて追加点とはならず。それでも今大会初のクリーンシートを達成し、日本が今大会初勝利を飾った。

 GLの全日程を終えてポルトガルが3戦全勝で首位通過。メキシコ、日本、イングランドは1勝2敗で並びながら3チーム間の対戦成績によりメキシコが2位、日本が3位、イングランドが4位となった。
Source: サッカー日本代表

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