Jリーグは20日、「2025明治安田Jリーグ 月間ベストセーブ賞」を発表し、J1リーグでは鹿島アントラーズのGK早川友基が選出された。
選出対象となったのは4月2日に行われた第8節・広島戦の後半20分のセーブ。カウンターからサイドを駆け上がったFWヴァレール・ジェルマンのクロスにFWジャーメイン良が飛び込み、鹿島DF安西幸輝が振り切られる形となってヘディングシュートを打たれたが、早川がうまく身体を残して左手で止めていた。
このセーブに選考委員会の足立修委員長は「我慢してじっくり最後までボールを見られている。防いだシーンは広島のカウンターで、クロス、シュートまで一連の流れが早く良い攻撃だったが、このシュートをよく触ったと鳥肌ものだった」と称賛。また元日本代表GKの南雄太委員は「クロスに対して出ない判断をした中で少し下がってポジション修正をし、逆モーションではあったが逆足での力強い蹴りと、難しいバウンドにきちっと手を合わせ弾いた一連の動きに全く無駄のないかなり難易度の高いプレー。はじきの強さ、手を出すタイミング、様々な要素が加わったセーブだった」と解説しつつ、「日本人には珍しくパワーがあるGK」と能力面も称えている。
早川はJリーグを通じて「月間ベストセーブ賞に選んでいただき、本当に嬉しく思います。日頃の練習からパフォーマンスを高め、その積み上げとなるセーブを見てもらえたことは、自分としても自信になります。あのプレーはカウンターからクロスが上がった瞬間、中で構える選手に目線と体を切り替え、ボールが飛んでくるコースに先に手を出して体の状態を上手く持ってくることができました。自分の目標はチームを勝たせるキーパーになることなので、無失点に抑えてチームの勝利に貢献できるよう、これからも戦っていきます」と述べている。
またJ2リーグでは大分トリニータのGK濱田太郎が第9節・徳島戦の後半36分に見せたセーブ、J3リーグではツエーゲン金沢のGK山ノ井拓己が第9節・奈良戦の後半23分に見せたセーブがそれぞれ選ばれた。
2025明治安田Jリーグ
月間ベストセーブ賞【4月度】
明治安田J1リーグ 第8節
広島 vs 鹿島
早川 友基 選手(鹿島アントラーズ)@TH1_official@atlrs_official受賞コメント・総評⏬https://t.co/cUh1x266ub pic.twitter.com/SYFkYQhIVI
— Jリーグ(日本プロサッカーリーグ) (@J_League) May 20, 2025
2025明治安田Jリーグ
月間ベストセーブ賞【4月度】
明治安田J2リーグ 第9節
大分 vs 徳島
濵田 太郎 選手(大分トリニータ)@taro5425@TRINITAofficial受賞コメント・総評⏬https://t.co/wGdOTCnVTL pic.twitter.com/zBYaMgggFX
— Jリーグ(日本プロサッカーリーグ) (@J_League) May 20, 2025
2025明治安田Jリーグ
月間ベストセーブ賞【4月度】
明治安田J3リーグ 第9節
金沢 vs 奈良
山ノ井 拓己 選手(ツエーゲン金沢)@takumi_yamanoi@zweigen_staff受賞コメント・総評⏬https://t.co/fk7f1lDY1x pic.twitter.com/BnZIXl5nvI
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Source: 国内リーグ
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