レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督が後任候補のシャビ・アロンソ監督を激励した。クラブ公式サイトが伝えている。
これまでレアルに数々のタイトルをもたらしてきたアンチェロッティ監督は、すでに今季限りでの退任とブラジル代表の新監督就任が決定。24日にホームで行われるラ・リーガ最終節のソシエダ戦が現体制のラストゲームとなる。
レアルの次期指揮官はレバークーゼンのアロンソ監督となる見込み。前日会見でこの後継者について質問されたアンチェロッティ監督は「それぞれがサッカーのアイディアを持っているものだから、アドバイスを与えたいとは思わない」とした上で、「彼に言うことができるとすれば、レアル・マドリーの監督になるというのは幸運だということ。私は彼の最善と幸運を願っているし、このチームを率いるだけの特徴が彼には備わっていると思う。楽しんでほしい」とメッセージを送っている。
また、クラブチームを率いて第一線で戦い続けてきた自身について「最近の10〜20年でサッカーは変わった。私は2003年に初めてチャンピオンズリーグ優勝を果たし、直近は2024年。サッカーの変化に対応できなかったとすれば、21年が経過したあとチャンピオンズリーグを再び制覇することはできなかっただろう。熱意があり、学ぶ意欲がある若いコーチ陣とともにいることで、私もアップデートしてきた。今、私は違う監督になっている」と語った。
レアルではレジェンドのMFルカ・モドリッチも今季終了後に退団し、クラブとして一つの節目を迎える。
アンチェロッティ監督は「モドリッチは黄金に輝くファンタスティックな世代の最後の選手の一人」と称え、「クラブが新しい世代を築く必要があるわけではない。カマビンガ、ロドリゴ、ビニシウスのように、長年ここにいる選手たちもいる。ファンは心配する必要はない。このクラブは常に最高レベルにいることを望んでいる」と言及。時代が変わっても「レアル・マドリーは世界最高クラブであり続ける」と太鼓判を押した。
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Source: 海外サッカー
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