ブラジル代表FWネイマールが2026年の北中米ワールドカップについて「サッカー体験を変える可能性がある」と語り、エンターテインメント性に富んだ大会になることへの期待を示した。アメリカ『ESPN』が伝えている。
ネイマールは『Disney+』の番組にゲスト出演し、「クレイジーなことになると思うよ! 何かが変わるかもしれない! みんなにとっていいことになるはずだ!」と発言。カナダ、アメリカ、メキシコの3か国共同開催となるW杯が、スポーツイベントとして新たな価値を生み出す大会になると予想した。
NBAファンとしても知られるネイマールは、ミネソタ・ティンバーウルブズ対オクラホマシティ・サンダーの試合に関連し、北米のスポーツ文化を称賛。「NBAの試合を観に行くのは、ただバスケットの試合を観るためだけじゃない。ショーがある。休憩中には誰かが出てきて踊ったりする。次の休憩ではファンが出てきてフリースローをする。試合前には有名な人が国歌を歌ったりするんだ。行く価値があると思わせてくれる」と、試合以外にも観客を楽しませる工夫がある点を指摘している。
また、「こういうのを参考にして、ブラジルでも取り入れたらいい。サッカーは90分ゲームをして、ハーフタイムには何もない。みんなスタジアムの外に出てぶらぶらするだけ。中で何かやってもいいんじゃない? 違うことをしてもいいんじゃない?」と提案。試合以外の演出の充実を訴えた。
現在33歳のネイマールは過去に3度のW杯に出場し、通算得点数はブラジル歴代最多の「79」。コンディションが戻れば2026年大会にも参戦するとみられている。
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Source: 海外サッカー
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