トッテナムのダニエル・レビ会長がアンジェ・ポステコグルー前監督を解任した決断について「感情的に難しかった」と明かした。イギリス『BBC』が伝えている。
トッテナムは今季UEFAヨーロッパリーグ(EL)を制して17年ぶりの主要タイトルを獲得したが、プレミアリーグでは残留ぎりぎりの17位。今月6日にポステコグルー前監督の解任を発表した。
後任にはブレントフォードを率いていたトーマス・フランク氏が就任し、2028年までの契約を結んだ。招聘プロセスはレビ会長と新CEOのビナイ・ベンカテシャム氏が主導。ベンカテシャム氏によれば、技術スタッフが30人以上の候補を詳細に分析し、トッテナム指揮官に必要な10の特性をもとに選考を進めたという。
レビ会長は「アンジェを招聘したことを後悔していないし、彼にはとても感謝している。就任1年目は(プレミアリーグ)5位、2年目でトロフィーを得られて本当に嬉しかった」としながらも、「しかし、全ての大会で競争力を持たなければならない。変化が必要だと判断した」と説明。「感情的には難しい決断だったが、クラブにとって正しい選択だと感じている」と語った。
また、来季に向けて「新監督が来るたびに新たなスタートだ。アイディアは変わるが、前シーズンのトロフィー獲得という成功を土台にしたい」とコメント。フランク新監督については「知的で優れたコミュニケーターであり、人間性も素晴らしいことに加え、もちろん重要な技術的側面も全て兼ね備えている」と期待を寄せた。
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Source: 海外サッカー
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