[6.20 クラブW杯グループD第2節 フラメンゴ 3-1 チェルシー フィラデルフィア]
FIFAクラブワールドカップ2025のグループD第2節が現地時間20日に行われ、チェルシー(イングランド)を3-1で破ったフラメンゴ(ブラジル)が首位通過を決めた。
初戦で白星スタートを飾ったチーム同士の一戦。前半13分、裏へ抜け出したFWペドロ・ネトがドリブルから左足で流し込み、チェルシーが先制した。
しかし、後半17分にフラメンゴのFWブルーノ・エンヒキが同点ゴールを奪取。3分後には右CKの流れからDFダニーロがネットを揺らし、2-1とゲームをひっくり返した。
追いかけるチェルシーは後半23分、投入直後のFWニコラス・ジャクソンがレッドカードを受け、数的不利に陥る。同38分にはFWワラシ・ヤンの追加点が生まれ、フラメンゴが3-1の快勝を飾った。
国際サッカー連盟(FIFA)公式サイトによると、同点弾を奪ったエンヒキは「まさにフラメンゴだった」と試合を振り返り、会場を本拠地マラカナンのような雰囲気に変えたファン・サポーターに感謝を示している。
「サポーターが応援してくれて、チームは同点や勝利を狙いにいった。彼ら全員に感謝しなければならない。僕はチェルシーの大ファンだが、その素晴らしいチームを相手にここでこんなことができたのは彼らのおかげだ」
続けて「イングランドのチームと戦うと、いつも強いインテンシティが求められる。チェルシーのことを分析し始めた時からフィリペ(・ルイス監督)は、勝ちたいのなら決して足を止めずインテンシティを持った戦いをしなければならないと言っていた。その通りにできた」と手応えを語った。
また、逆転ゴールを挙げたダニーロは「こういう試合に参加できるのは、とてつもなく感動的だ。キャリアを通して大事な試合を数多く戦ってきたが、大好きなチームであるフラメンゴのユニフォームを着るのはとても特別なこと。さらにゴールまで決められるのは最高だ」とコメントしている。
そして「スコアをひっくり返すことができたのは、チームとして尽くしてきた努力の表れだった。この試合はまさに2つの素晴らしいチームによる激戦だったが、勝利にふさわしい戦いができたと思う」と述べた。
開幕2連勝フラメンゴはグループDの首位突破が決定。チェルシーは決勝トーナメント進出を懸け、25日の最終節で同勝ち点のエスペランス(チュニジア)と戦う。
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Source: 海外サッカー
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