総理大臣杯の関東地区予選になるアミノバイタルカップ関東の4回戦が22日に行われた。勝利した8チームが、今夏東北地方で行われる総理大臣杯への出場権を獲得している。
関東2部の産業能率大が同1部の明治大を4-2で破って、4年ぶり2回目の総理大臣杯出場を決めた。前半を1点ビハインドで折り返したが、後半15分までに2ゴールを決めて逆転。同点とされたが、CKからDF中島颯太(3年=高川学園高)が連続ゴールを決めて突き放した。
関東1部対決となった3試合は、流通経済大が延長戦の末に慶應義塾大を撃破。延長後半にDF西川楓人(3年=興国高)が決めた得点が決勝点になった。そして中央大は東京国際大に2-0、日本体育大が東海大に2-1で勝利し、それぞれ総理大臣杯への出場を決めた。
PK戦にもつれたのは2試合で、いずれも0-0で決着がつかずに突入。日本大はGKドゥーリー大河(3年=市立船橋高)が5人目をストップして、立正大に5-4で勝利。東洋大は駒澤大とのPK戦を7-6で制した。
桐蔭横浜大は、関東3部以下の唯一の勝ち残りで、3回戦で1部首位の国士舘大を破っていた立教大に2-0で勝利。昨年度大会の3回戦で敗れたリベンジを果たした。筑波大は関東2部の國學院大を1-0で下し、2年連続28回目の出場権を獲得した。
残す枠の2つを6チームで争うことになる。24日に4回戦の敗者8チームで9位10位決定戦の1日目を実施。その勝者が27日にAGFフィールドで戦う9位10位決定戦2日目に進出し、その勝者2校が総理大臣杯に出場する。
【4回戦】
(6月22日)
立教大 0-2 桐蔭横浜大 [うさぎ島①]
流通経済大 2-1(延長) 慶應義塾大 [うさぎ島②]
日本大 0-0(PK5-4) 立正大 [うさぎ島④]
明治大 2-4 産業能率大 [うさぎ島⑤]
駒澤大 0-0(PK6-7) 東洋大 [うさぎ島⑤]
國學院大 0-1 筑波大 [うさぎ島④]
中央大 2-0 東京国際大 [うさぎ島②]
東海大 1-2 日本体育大 [うさぎ島①]
▽総理大臣杯出場
桐蔭横浜大(3大会ぶり3回目)
流通経済大(2大会連続14回目)
日本大(2大会連続6回目)
産業能率大(4大会ぶり2回目)
東洋大(4大会ぶり3回目)
筑波大(2大会連続28回目)
中央大(2大会ぶり16回目)
日本体育大(8大会ぶり6回目)
【準々決勝】
(6月24日)
桐蔭横浜大 11:00 流通経済大 [うさぎ島①]
日本大 11:00 産業能率大 [うさぎ島③]
東洋大 11:00 筑波大 [うさぎ島④]
中央大 11:00 日本体育大 [うさぎ島⑤]
【9位10位決定戦1日目】
(6月24日)
立教大 14:00 慶應義塾大 [うさぎ島①]
立正大 14:00 明治大 [うさぎ島③]
駒澤大 14:00 國學院大 [うさぎ島④]
東京国際大 14:00 東海大 [うさぎ島⑤]
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Source: 大学高校サッカー
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