ドルトムントは21日、クラブワールドカップF組第2節でマメロディ・サンダウンズに4-3で勝利し、今大会初勝利を飾った。ニコ・コバチ監督は酷暑の一戦を終え、「サウナから出てきたように汗をかいている」とコメント。『BBC』が伝えている。
アメリカ開催の今大会は酷暑が問題となっている。1分間の飲水タイムではなく最大3分のクーリング・ブレイクが採用されている試合も複数あり、選手たちが氷や冷却タオルなどで体を冷やす姿が恒例となっている。この試合もクーリング・ブレイクが採用され、BBCによれば気温32度で直射日光が照りつける環境での戦いになった。
そうした試合でドルトムントは、前半に控え選手をロッカールームにとどめる異例の判断を下した。通常はベンチから試合を見届けるが、基本交代を行わない前半は選手のコンディションを考慮。クラブは冷房の効いたロッカールームでテレビ観戦する控え組の写真を公式Xに掲載するとともに、「この暑さでは間違いなく理にかなっている」と投稿した。
今後も酷暑は続く見通しで、気候キャンペーンを行う『フォッシル・フリー・フットボール』によれば最高気温41度となる一戦が発生する可能性もある模様。加えて雷雨やその可能性に伴う中断も頻発しており、各チームは難しい環境下で戦うことになりそうだ。
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Source: 海外サッカー
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