足を骨折しながらも全試合出場で女子EURO制覇に貢献!! 33歳DF「イングランドのためにやるならやる。それが私だから」

イングランド女子代表DFルーシー・ブロンズ
 女子EURO2025で2連覇を達成したイングランド女子代表DFルーシー・ブロンズが、足の骨折を抱えたまま試合に出場していたことを告白した。

 27日に開催された決勝でイングランドはスペインと対戦。前半25分にスペインに先制を許したイングランドだが、後半12分にMFアレッシア・ルッソの得点で追い付く。1-1で迎えた延長戦でスコアは動かなかったものの、PK戦を3-1で制したイングランドが2大会連続で頂点に上り詰めた。

 全6試合に先発出場し、チームで4番目に多い598分間プレーして優勝に貢献したブロンズ。しかし、チーム最年長の33歳は「実は脛骨を骨折したまま大会を戦っていた」と明かし、決勝のスペイン戦で105分に交代してピッチを後にしたのは「今日は反対の足の膝も痛めてしまった」と理由を説明している。

「(自身が得点し、PK戦では1人目として登場して成功した準々決勝)スウェーデン戦の後、チームメイトから多くの称賛をもらったのは、足の痛みが本当に強かったから。でもイングランドのためにプレーするためならやる。それが私だから。私たちはお互いにこうした姿で励まし合い、最後まで戦い抜くのよ」

 ブロンズの負傷を確認したサリナ・ウィーグマン監督は「彼女にはクレイジーなメンタリティがある。信じられないほどだ」と口にし、元イングランド代表でブロンズとともプレーしたエレン・ホワイトは「良い意味で言うけど、彼女は人間じゃない」と独特な表現で賛辞を贈った。

「彼女のことは大好きだし、尊敬している。彼女は本物のイングランドの象徴です。骨折を抱えてメジャータイトルを勝ち取るなんて普通じゃない。その痛みは想像を絶するものだったはず。さすが、ルーシー・ブロンズ。イングランドのため、勝利のために全てを捧げる彼女を皆が称賛するのは当然よ」
Source: 国内リーグ

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