元ウエスト・ハムのジャマイカ代表FWマイケル・アントニオが自身の自動車事故とその後の復帰、そしてリバプールのディオゴ・ジョタ氏について語った。イギリス『フォー・フォー・トゥー』が伝えている。
現在35歳のアントニオは昨年12月、トレーニング帰りに事故でフェラーリを大破させ、右脚を骨折。全治12か月とされたが、わずか5か月半で練習を再開し、今夏にジャマイカ代表としてCONCACAFゴールドカップに出場した。
事故後も運転に抵抗はないというが、「何が起きてもおかしくない」と人生への向き合い方が変わったと話す。
「以前の自分は、物事を脇に押しやって『後で対処する』と考える人間だった。今はもっと行動的になった。何が起きてもおかしくないと感じたんだ。トレーニングからの帰り道で命を失いかけたんだから」
「医者に最初に言われたのは『脚を骨折しているが、時間をかければ治るし、またサッカーができる』ということだった。だからプレー復帰を心配する必要はなかった。それは自分がどれだけ努力するか次第だった。自分はいつも努力する人間だから、普通の人の半分の時間でやり遂げた」
「12か月かかると言われたが、5か月半でトレーニングに戻ったんだ」
今年7月、ジョタ氏が休暇中の交通事故で弟とともに命を落としたニュースは、サッカー界を大きく揺るがせた。
アントニオは「正直、心から衝撃を受けた」と当時の心境を明かし、「ちょうどその時、自分の脚の筋力トレーニングをパーソナルフィジオとやっていて、彼に『これ見たか?』と言われた。集中できなくなって、トレーニングを切り上げて帰った。本当に衝撃を受けた。自分も同じ立場になっていたかもしれないから」と振り返っている。
ウエスト・ハムで10年間プレーしたアントニオは今オフに退団し、まだ所属先は決まっていない。「右脚を懸命に鍛えたから、右脚は左脚より強くなった」と事故の影響はないことを強調し、「完全に元通りだ。準備はできている。そして証明すべきものがまたできた。それが自分をさらに飢えさせている」と、新天地での活躍に意欲を燃やした。
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Source: 海外サッカー
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