名古屋のJ1初制覇に貢献…左足のスペシャリスト・41歳迎えた阿部翔平が現役引退を発表

名古屋時代のDF阿部翔平
 名古屋グランパスの初優勝に貢献するなど、J1リーグ通算317試合に出場したDF阿部翔平が今季限りでの現役引退を発表した。

 1983年12月1日生まれの現在41歳は、市立船橋高から筑波大に進学し、06年に名古屋に加入。2年目の07年に出場機会を増やして定位置を確保すると、08年からは4年連続でJ1リーグ30試合以上の出場を果たした。左足から繰り出すキックの種類は多種多様で、チームに多くの好機をもたらし、10年には名古屋のJ1初優勝に大きく貢献した。

 14年に甲府に完全移籍すると、その後は千葉、甲府、SHIBUYA CITY FC、C GROSSO知多でプレーし、今季から八事FCに在籍していた。

 阿部は自身のX(@abeshohei21)を更新し、「今シーズンをもって、プロサッカー選手としてのキャリアに一区切りをつけることを決めました。今期残り4試合の公式戦が、最後のピッチとなります。これまで応援してくださった皆さま、本当にありがとうございました」と感謝を伝えつつ、現役引退を表明。

 この投稿にかつて在籍した名古屋が反応。「2006~2013シーズンに在籍。左足から繰り出される正確なクロスやパス、キックを武器に2010シーズン、J1リーグ優勝時も中心メンバーとして活躍しました。阿部翔平選手、長きにわたるプロ生活、本当にお疲れ様でした」と労いの言葉を届けている。


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Source: 国内リーグ

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