日本代表MF久保建英(ソシエダ)はキリンチャレンジカップ・チュニジア戦を翌日に控えた16日、報道陣の取材に対応し、鮮やかな韓国代表初ゴールを叩き込んだ“戦友”と張り合った。
チュニジアは今月13日、日本に先駆けて韓国とのアウェーゲームを実施し、0-4で敗戦。その一戦で華々しい活躍を見せたのが久保とマジョルカ時代に共にプレーし、久保がかねがね「友達」と口にしてきた韓国代表MFイ・ガンインだった。
今月上旬にアジア大会を終えたばかりのイ・ガンインはチュニジア戦に先発出場すると、0-0で迎えた後半10分にゴール右斜め前からのFKをゴール右上隅に突き刺し、A代表初ゴールを記録。さらに同12分にも鋭いターンから追加点を沈め、勝利の立役者となった。
チュニジアの分析も兼ねて映像を見たという久保はFK弾について「すごくいいゴール」と称賛。それでも張り合う気持ちは忘れず、「僕も今日、前日練習でFKを決めてるので同点かなと思います」と非公開で行われた前日練習のエピソードを冗談まじりに繰り出した。
久保自身、これまでA代表で良い位置からのFKを蹴るシーンはそれほどなかったが、キッカーには意欲を見せる。「そもそも代表でFKのチャンスがあまりなかった。明日僕にチャンスがあったら蹴りたい、今まで僕が出ているときにFKのチャンスがあって僕が蹴らなかったことはないので、その姿勢を継続したい」。試合での“再現”を誓った。
(取材・文 竹内達也)
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Source: サッカー日本代表
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