きっかけはインスタ投稿…マジョルカ主将に雇用と給与の一時停止、キャプテン剥奪の“三重罰”

MFダニ・ロドリゲス
 マジョルカは3日、MFダニ・ロドリゲス(37)に対し、雇用および給与の一時的な停止処分と、付与されていたキャプテンの役割を剥奪したことを発表した。英『ザ・サン』によると、SNSの投稿が発端となったようだ。

 マジョルカは8月30日、ラ・リーガ第3節でレアル・マドリーとアウェー戦を行った。だが、ベンチ入りしたD・ロドリゲスは出場機会が与えられず。試合後に不満をインスタグラムに投稿した。

 投稿は画像とともに文章が添えられた。画像にはスタンドで観戦していた家族の様子が写っていた。文章は「誰からも何も期待してはいけない。特に、今の時代は実力主義や文化、働くことへの尊敬が欠如しているのだから。見返りを求めて行動してはいけない。自分自身と、その情熱のためにやるんだ」と記されていた。

 さらに、1日には新たな声明も出された。

「たった一度の練習でチームに加入したばかりの選手が、何年も汗水流して献身的にこのユニフォームを守り、何よりもクラブを優先してきたチームメイトよりも先にプレーする機会を与えられるのはつらい」

 D・ロドリゲスが言及したのは、途中出場で機会を与えられた新加入FWジャン・ビルジリのこと。「ジャンがここで成功し、全員で彼をサポートしていくことを願っている。だが、このようなことが起こると、ロッカールームにひどいメッセージが送られる。努力も、献身も、忠誠心も、関係ないというメッセージだ。それが私を怒らせた」と思いを明かした。

 スペイン『アス』によると、今回の決定はチーム内の他のキャプテンにも伝えられたが、異議はなかった。雇用と給与の一時停止処分期間は、スペインサッカー選手協会の取り決めにより、最大でも10日間になるという。


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Source: 海外サッカー

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