脳死判定危機から回復進む!! 元FC東京ルーカス氏の息子FWペドロ、親子でキックオフセレモニーに登場

FC東京ホームゲームではルーカス氏の肖像に並んでFWペドロ・セベリーノのユニフォームも掲げられていた
 元FC東京FWルーカス氏の息子であるFWペドロ・セベリーノが6日、セリエB(ブラジル2部)のボタフォゴSP対アトレチコ・パラナエンセでキックオフセレモニーに登場した。ペドロは3月に交通事故に遭い、一時は脳死の可能性も浮上する重篤な状態になっていた。

 19歳のペドロはボタフォゴSP U20からレッドブル・ブラガンチーノのアカデミーへ期限付き移籍しているが、3月に高速道路で交通事故に遭った。重傷により一時は脳死判定プロトコルが始まるも、咳反射が確認されて中断。FC東京公式SNSから回復を願う投稿が発信され、サポーターからも応援の横断幕がJリーグ会場で掲出された中で次第に回復し、6月に退院を果たしていた。

 現地メディア『グローボ』によるとそうして迎えた今月6日、ペドロは事故後初めてスタジアムに姿を見せる機会としてキックオフセレモニーに登場したようだ。大型ビジョンにはペドロのゴール映像が映され、サポーターは特製フラッグを掲げて歓迎したという。ペドロはルーカス氏に付き添われながら登場し、センターサークル内でボールを蹴る役割を担当。スタジアムは拍手で包まれた。

 同紙によればペドロの運動機能などは回復しつつあるといい、ルーカス氏も「今日は彼の回復が上手く進んでいることを証明した。再び100%の状態に戻るだろう」と期待を示している。


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Source: 海外サッカー

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