マンチェスター・ユナイテッドのMFコビー・メイヌーの不安定な立場が、クラブの伝統を揺るがしかねない状況となっているようだ。アメリカ『ESPN』が伝えている。
ユナイテッドは1937年10月から85年以上にわたり、公式戦の登録メンバーに少なくとも1人のアカデミー出身選手を含めてきた。その試合数は4300試合以上。2019年12月の4000試合達成時には、7人の生え抜き選手がいた。
しかし、直近のプレミアリーグ第3節バーンリー戦ではメイヌーのみ。アカデミー育ちの20歳MFは、2023年1月に17歳でトップチームデビューを果たし、クラブの未来として期待されていたが、今季は出場機会を失い、夏の移籍市場終盤には期限付き移籍を直訴した。ユナイテッド側は拒否したものの、チーム内での立場が変わらなければ、1月にも再び動きがある可能性が指摘されている。
もしメイヌーがユナイテッドを去れば、長らく受け継がれてきた伝統が途絶えるかもしれない。収益性と持続可能性に関する規則(PSR)の影響で以前からアカデミー出身選手の放出が進む中、名門クラブのアイデンティティーが試されている。
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Source: 海外サッカー
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